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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/08/21
- 出版社: カンゼン
- サイズ:21cm/206p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86255-528-1
読割 50
紙の本
江戸文化から見る男娼と男色の歴史
著者 安藤優一郎 (監修)
金品と引き換えに身体を売る男娼「陰間」。性に開放的だった江戸時代、陰間茶屋も陰間も隠すような存在ではなかった。当時の「男同士の恋愛」についても触れつつ、通史には出てこない...
江戸文化から見る男娼と男色の歴史
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商品説明
金品と引き換えに身体を売る男娼「陰間」。性に開放的だった江戸時代、陰間茶屋も陰間も隠すような存在ではなかった。当時の「男同士の恋愛」についても触れつつ、通史には出てこない“男娼”の実態に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
江戸時代、男も女も溺れた
美少年との性の世界
かつての日本で「男色」は特別なことではなく日常だった。
江戸の町には「陰間茶屋」と呼ばれる店があった。
「陰間」とは、金品と引き換えに身体を売る男娼のことである。
性に開放的だった江戸時代、陰間茶屋も陰間も隠すような存在ではなかった。
なぜ陰間は公然と存在しえたのか、陰間茶屋とはどのような店だったのか、
陰間のマナーと性技とは──などなど。
当時の「男同士の恋愛」についても触れていく。
陰間という文化を知ることで、さらに江戸文化を堪能できる一冊。
【目次】
巻頭カラー 浮世絵・春画で見る江戸の男娼文化
第1章 江戸の男娼の起源
・起源は江戸幕府開幕と同時期にあった
・男娼の原点は神事にあり
・江戸時代以前の男娼
・なぜ男色を“衆道"というのか br> ・男娼と若衆の違い
第2章 切っても切れない歌舞伎と男娼の関係
・『浮世物語』に見る男娼への熱狂
・男色は日本人の性の伝統
・もともと男娼は特権階級が買うもの
・最強の女形にのし上がった、売れっ子男娼・芳沢あやめ
第3章 江戸のウリセン「陰間茶屋」
・陰間茶屋の発祥
・陰間茶屋には「ウケ」ばかり
・陰間の年齢は20歳が上限
・男娼になるための努力
・若衆と若族
・「役者評判記」に見る陰間の実態
・客と誓約文を交わすことも
・現代版「出張ホスト」も存在した
・元禄までは女性客はとらないのが普通
・貴婦人の陰間買い
・陰間のマネージャー・金剛という存在
・三都以外の陰間茶屋
第4章 男娼の心得と性技
・男娼にとって髭は“恥毛"
・嫌な客にも我慢する男娼
・床入りの作法
・下着にも気をつける
・ウケの必需品
・男娼の前準備
・陰間の秘伝「すまた」
・陰間の床入りの状況
・床入りまでの座持ちの苦労
第5章 男娼と客をめぐる物語
・5代将軍・徳川綱吉の男漁り
・陰間に入れあげて身上を潰した大商人
・越後新発田藩主も入れあげた当代随一の女形・菊之丞【商品解説】
目次
- 江戸時代、男も女も溺れた
- 美少年との性の世界
- かつての日本で「男色」は特別なことではなく日常だった。
- 江戸の町には「陰間茶屋」と呼ばれる店があった。
- 「陰間」とは、金品と引き換えに身体を売る男娼のことである。
- 性に開放的だった江戸時代、陰間茶屋も陰間も隠すような存在ではなかった。
- なぜ陰間は公然と存在しえたのか、陰間茶屋とはどのような店だったのか、
- 陰間のマナーと性技とは──などなど。
- 当時の「男同士の恋愛」についても触れていく。
著者紹介
安藤優一郎
- 略歴
- 1965年千葉県生まれ。歴史家。早稲田大学教育学部社会学科地理歴史専修卒業。文学博士(早稲田大学)。江戸をテーマとする執筆、講演活動などのほか、テレビ番組の時代考証など幅広く活動中。JR東日本大人の休日・ジパング倶楽部「趣味の会」、東京理科大学生涯学習センター、NHK文化センターの講師を務め、好評を得ている。著書に『「幕末維新」の不都合な真実』(PHP文庫)、『西郷隆盛伝説の虚実』(日本経済新聞社)、『江戸っ子の意地』(集英社新書)、『娯楽都市・江戸の誘惑』(PHP新書)などがある。
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2021/02/24 17:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトル通り、江戸の男娼に関する本。
男娼の年齢や服装、マナーなどが書かれている。
資料となる図版が沢山載っているけれども、同じものが場所を変えて何ヶ所かに出てきているのがちょっと気になるけど、それで話がわかりやすくなっている節はある。
かなり直接的な春画がいっぱい載っているので、苦手な人は苦手かも。