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商品説明
終戦前後、満州の最前線に駐屯した一大隊がどのように行軍し、ソ連の捕虜となったのかを一兵卒の視点から描く。シベリア抑留者の記録の内容を下地にして小説化したもの。【「TRC MARC」の商品解説】
ある二等兵の物語
終戦前後、満州の最前線に駐屯した一大隊がどのように行軍し、ソ連の捕虜となったのかを、一兵卒の目から描いた小説である。
平和な日常に生きている私たちは、戦争がどれほど過酷で惨いものかを実感する機会はほとんどない。
同時にこの書は、闇に埋もれてきた客観的な史実をも明かそうと試みている。著者が戦後生まれであるにもかかわらず、丹念な調査によって戦争の正体を抉り出し、恣意的で情緒的な記憶の物語にならないよう配慮されていることは驚きである。【商品解説】
目次
- 満州国地図
- 第一章
- 第二章
- 第三章
- 第四章
- 第五章
- 第六章
- 第七章
- 第八章
著者紹介
西木 暉
- 略歴
- 昭和 29(1954)年、千葉県館山市に生まれる。
東洋大学文学部哲学科卒。
木〓塾専任講師、桐蔭情報経理専門学校教諭、 中学校社会科臨任教員などを経て、執筆活動に入る。
著書:
『運慶と快慶』(鳥影社)
『八条院暲子と運慶』(鳥影社)
『仏師成朝と運慶』(鳥影社)
『頼朝と運慶』(鳥影社)
『〈改訂版〉館山の記』(鳥影社)
『対馬への旅』(合同出版)
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