「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
なぜ鈴虫の声を美しいと感じられるのか? 近代日本の出発点となった明治維新から、戦後民主主義の始まる太平洋戦争後あたりまでに焦点を当て、子どもたちに与えられた教科書とその挿絵に、日本の美意識のありかを問う。【「TRC MARC」の商品解説】
日本人独自の感性はどこからくるのか。
日本人の美的感性は、世界的にみても独特であると言われている。自然の風物が造り出す形・音・色・光と影を細やかにとらえながら、歌・童話・布地の模様などに描き出す。花鳥風月のことばが示すように、自然界にあるさまざまな風物、虫や鳥の形や声、風が運ぶ音や刻一刻と移り変わる景色の妙、月が映し出す幽玄の味わいなど、その感覚の細やかさは、どこからくるのだろうか。
本書は、伝統文様のデザイナーである著者が、その美意識の源を具体的にたどるひとつの方法として、明治・大正・昭和初期の近代教科書の挿絵と文章に探り、脈々と受け継がれてきた感性を明快に語る。【商品解説】
目次
- 【目次より】
- 〈一〉四季の移ろい
- 挿絵が育てた四季の感性/人の一生/米と稲わらの文化/蝶・蜻蛉・虫の声
- 〈二〉超越する存在
- 「小さ子」の物語/大樹のはなし/仰ぎ見る富士・登る富士
著者紹介
樹下 龍児
- 略歴
- 〈樹下龍児〉1940年旧満州生まれ。東京人形町に伝統文様デザイン工房「龍事務所」開設。著書に「文様のたのしみ」「風雅の図像」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む