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商品説明
原爆投下の「被爆者」。原水爆実験、ウラン採掘、核施設の放射性物質・放射線を浴びせられた「被曝者」…。世界の「ヒバクシャ」の実態を写真と証言で伝える。1は、マーシャル諸島住民と日本マグロ漁船乗組員を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
米国の核実験によりマーシャル諸島で被ばくした住民と日本の元マグロ漁船乗組員の被ばくの実相
Ⅰ 大学生向け平和図書 写真と証言で知る世界のヒバクシャの実態
「唯一の被爆国」といわれてきた日本。しかし2017年国連で122か国の賛成で採択された「核兵器禁止条約」に日本は不参加。なぜ日本が参加しない中、世界で核兵器反対の大きなうねりができているのか。日本人が知らない世界のヒバクシャの実態を写真と証言でわかりやすく解説。
Ⅱ 米国の核実験によるマーシャル諸島ヒバクシャの写真・証言 記録
著者が1978年から30数回マーシャル諸島を訪問し、撮影、インタビューしたロンゲラップ島44人のヒバクシャとウトリック島3人のヒバクシャ。貴重なヒバクシャたちの歴史的記録を掘り起こした。
Ⅲ 「歴史は繰り返す」—マーシャル&福島― 放射能汚染による強制避難と帰還困難な故郷
核兵器実験場近くの島の人々は強制避難させられた。核実験後いったん帰島できても放射能の汚染濃度が高く、再び期間困難に。福島原発震災の被害住民と重なるマーシャルのヒバクシャたち。
Ⅳ ビキニ水爆実験で被ばくした日本のマグロ漁船乗組員の写真と証言
1954年3月1日ビキニ環礁での水爆実験でたくさんの日本のマグロ漁船が被ばくした。焼津、三崎、高知の被ばくした漁船乗組員の貴重な証言を収録した。【商品解説】
目次
- 1 被爆者から「ヒバクシャ」へ
- -世界のヒバクシャの概要―
- 2 マーシャル諸島の核兵器実験と被ばくの歴史
- -核実験場とさせられた島々と終らない被ばく被害―
- 3 マーシャル諸島概観
- -海に囲まれた暮らしと被ばく被害の間で―
- 4 「水爆ブラボー実験」
- -広島投下型原爆の1000倍の威力―
- 5 ビキニ島住民の移住と再移住
- -故郷を棄てさせられた人々―
著者紹介
豊崎 博光
- 略歴
- 〈豊崎博光〉1948年横浜市生まれ。フォトジャーナリスト(フリー)。「アトミック・エイジ」で平和・協同ジャーナリスト基金賞、「マーシャル諸島核の世紀」で日本ジャーナリスト会議賞を受賞。
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