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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/06/02
- 出版社: 書肆侃侃房
- サイズ:19cm/205p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86385-364-5
紙の本
独りの偵察隊 亡命チベット人二世は詠う 詩文集
著者 テンジン・ツゥンドゥ (著),劉 燕子 (訳・編),田島 安江 (訳・編)
国境などどこにも見えない 誓って言うが、そこには何もない 変わったところなどないのだから あそことここの違いなど ぼくには分からないよ(「独りの偵察隊」より) インド生ま...
独りの偵察隊 亡命チベット人二世は詠う 詩文集
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商品説明
国境などどこにも見えない 誓って言うが、そこには何もない 変わったところなどないのだから あそことここの違いなど ぼくには分からないよ(「独りの偵察隊」より) インド生まれの亡命チベット人二世が詠う魂の詩文集。【「TRC MARC」の商品解説】
ダライ・ラマ一四世と八万人の亡命から六十年
インド生まれの亡命チベット人二世が詠う魂の詩文
FREE TIBET
ラダックからは
チベットがチラッと見える
ドゥムツェの黒い丘が見えたら
そこからチベットだよ
初めて祖国を見たとき
大地の匂いを思いきり嗅いだ
土をしっかり握りしめた
編訳者覚書
詩
独りの偵察隊
ラダックからは
チベットがチラッと見える
人は言う
ドゥムツェの黒い丘が見えたら
そこからチベットだよ
初めてぼくが我が祖国チベットを見たときのこと
急がねばならぬ密かな旅の途中
その盛りあがった丘に立った
大地の匂いを思いきり嗅いだ
土をしっかり握りしめた
乾いた風と野生の老いた鶴の声に
耳を澄ませた
国境などどこにも見えない
誓って言うが、そこには何もない
変わったところなどないのだから
あそことここの違いなど
ぼくには分からないよ
人は言う
毎年、冬になると、キャン(野生のロバ)がやって来ると
人は言う
毎年、夏になると、キャンは戻っていくと【商品解説】
目次
- 序文 ツェリン・オーセル
- I 詩篇
- 地平線
- ロサル
- 独りの偵察隊
- 絶望の時代
- ぼくのチベット人としての本懐
- 亡命者
- ぼくはテロリスト
著者紹介
テンジン・ツゥンドゥ
- 略歴
- 〈テンジン・ツゥンドゥ〉1974年インド生まれ。ムンバイ大学大学院英文学修士。詩人、作家、フリー・チベット(チベットに自由を)のアクティビスト。チベット作家協会会員、チベット友好協会(インド)事務局長。
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