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商品説明
当時の中学1年生に文部省(国)は何を教えようとしたのか。昭和19年発刊の「中等修身一」に解説を付して収録。天皇絶対の国体原理主義の呪術的な核を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
当時の中学一年生向の修身教科書『中等修身一』を、実際に教育を受けた山中恒の解説で読み返し、戦時下の教育の実態を今に照らし合わせて考える。何を教えこもうとしたのか、精神的支柱となる「教育勅語」の内容もよくわかる。【商品解説】
目次
- "目 次
- はじめに――なぜ今「中等修身一」か 5
- 中等修身一 17
- 詔勅 19
- 天壌無窮の神勅 20/解説 21
- 軍人勅諭 22/解説 33
- 教育ニ関スル勅語 34/解説 36
- 青少年学徒ニ賜ワリタル勅語 37/解説 38
- 米国及英国ニ対スル宣戦ノ詔書 39/解説 43
- (目録)
著者紹介
山中 恒
- 略歴
- 〈山中恒〉1931年北海道生まれ。児童読み物・ノンフィクション作家。「赤毛のポチ」で日本児童文学者協会新人賞、「三人泣きばやし」で産経児童出版文化賞受賞。
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紙の本
軍国主義教育を受けた世代の声
2024/01/16 15:43
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
児童文学・ノンフィクションなどを手掛ける山中恒さんが戦中の中等学校の修身の教科書について、自身の子ども時代の体験を踏まえ、解説した本。
「気づいてみるとあの敗戦時の価値転換などを無視して価値観の戦前復帰を願う保守勢力が、徐々に勢力を強め、あたかも戦前の大日本帝国がいかにすばらしい国であったかのような幻想を振りまき」ということへの「異議申し立て」なのだという。
普通に読めば、時代錯誤もはなはだしい内容だが、こうしたことがおかしいと声をあげる人がいなくなれば、同じようなことが起こり得るのだと肝に銘じたい。