「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
2004年に発生した連続殺害事件。親子4人がそろって死刑判決を受けるという、犯罪史上に類を見ない“殺人ヤクザ一家”の次男・北村孝紘被告が獄中で綴った手記を通して、社会の歪みと暴力が生んだ凶悪事件の真相に迫る。〔2010年刊の加筆・修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
ちゃちなヤクザ
2016/01/17 14:49
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カーネル - この投稿者のレビュー一覧を見る
この事件の頃、自分が何をしていたのかわからないが、まったく記憶になかったし、鈴木智彦氏の著ということもあり購入。死刑囚本人の手記に鈴木氏が補足してる。
尽きるのは死刑囚本人の子供っぽさ。相撲部屋のシゴキから逃げ出すような男が、父親が暴力団組長であっただけで盃を受け、それでヤクザを自認し、暴力に訴える。任侠もへったくれもない。
全ての暴力、暴走の自己肯定がファザコン臭プンプンである。とにかく幼い。
この本とあわせて『殺人者との対話』(小野一光著)の第一章も読むと、さらにこの北村孝紘という死刑囚の幼児性自己中がわかる。