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商品説明
人間にとっての言葉、名前の意義についての考察から出発し、人間と神が交流する場としての「神の名前」の肯定に至る。ソフィア論と讃名派論争を背景に、ロシアに結実した二十世紀神名論の金字塔。訳者による解題つき。【「TRC MARC」の商品解説】
無神論に対抗して二十世紀初頭に花開いたロシア宗教哲学は、ロシア正教の言語観と神名論に着目した三人の哲学者による独自の言語哲学を生んだ。本書はその内の一人のセルゲイ・ブルガーコフによる『名前の哲学』の本邦初訳。ソロヴィヨフのソフィア論に影響を受け、あらゆる名詞の背後に人間を介した宇宙の発話と、宇宙を介した個人の発話を見て、これら人間によるすべての命名の頂点にある神名の啓示を説く。【商品解説】
目次
- 編集者前言(L・A・ザンデル)
- 第一章、言葉とは何か
- 第二章、発話と言葉
- 第三章、文法の哲学に向かって
- 第四章、言語と思考
- 第五章、「固有」の名前
- 第六章、神名
- 付章、イエスの御名についてのドグマのソフィア学的理解
- 訳者解題―S・N・ブルガーコフの『名前の哲学』を読むために
- 訳者あとがき
著者紹介
セルゲイ・ブルガーコフ
- 略歴
- 1871年生まれ。マルクス主義経済学者として出発し、二十世紀初頭にソロヴィヨフの哲学に触れ、東方正教を志向したロシア宗教哲学に転向。1918年にロシア正教会の聖職者となり、国外に出た後、パリに在住し聖セルギー神学校学長を務める。主な著作に『経済哲学』、『黄昏ざる光』、『ヤコブの梯子』、『子羊の花嫁』等。1944年没。
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