「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2020/07/28
- 出版社: 左右社
- サイズ:19cm/169p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86528-280-1
紙の本
ビギナーズラック
著者 阿波野 巧也 (著)
だいなしの雨の花見のだいなしな景色のいまも愛なのかなあ きみの書くきみの名前は書き順がすこしちがっている秋の花 2012年から2019年につくった308首を、編年体で収録...
ビギナーズラック
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
だいなしの雨の花見のだいなしな景色のいまも愛なのかなあ きみの書くきみの名前は書き順がすこしちがっている秋の花 2012年から2019年につくった308首を、編年体で収録した第1歌集。【「TRC MARC」の商品解説】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
新鮮果汁。
2021/05/17 08:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雨宮司 - この投稿者のレビュー一覧を見る
若い歌人の第一歌集を読むのは気持ちのいいものである。アマチュアの頃から将来を嘱望されていた者が、ついに第一歌集を出した。私のような、5・7・5・7・7のリズムを重視する人間からすれば、どうも少しルーズに見えるが、短歌を定型の短詩型と見るか、もう少し広く詩と見るかで、この歌集の評価は変わる。短歌としてのレンジを広く見ることができる人ならば、存分に、今の若者らしい瑞々しい感性と、理知的なスパイスを効かせた独特の世界観を存分に堪能できることは間違いない。私はリズムを叩きこまれちゃっているから、読むのに少し損をしている。破調や句跨りなどを気にせずに読める人ならば、楽しくこの歌集を読み解くことができるだろう。