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商品説明
巨額の借金、従業員の9割は外国人、優秀な日本人研究者の流失…。日本最大の製薬会社はなぜ変わり果てたのか。外国企業に変容し、医薬品作りとは次元の異なる世界で迷走する武田薬品。その異常なグローバル化の裏側に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
タケダOBが激白!タケダ王国凋落の真実!
240年の歴史を誇る、日本最大の製薬会社「武田薬品」がピンチを迎えている。きっかけは「長谷川閑史前社長とウェバー現社長」のラインにより行われた巨額の海外M&A。2008年、ガン領域の米大手バイオ企業『ミレニアム・ファーマシューティカルズ』を約8900億円で、2011年にはスイスのジェネリック製薬大手『ナイコメッド』を約1兆1800億円で、さらに2019年にはアイルランドの製薬大手「シャイアー」を約6兆2000億円で買収した。
いずれも割高感の否めない、お粗末なM&A。これらの買収劇により、無借金経営の超優良企業だった武田薬品は4兆円もの借金を背負うことになった。この巨額の借金を返済すべく、武田薬品は有形・無形の資産を数多く売却、優秀な研究者が大勢流出した。多大なる犠牲を出しながら武田薬品が目指したものはなんだったのか。武田薬品OBがその真相に迫る。【商品解説】
目次
- 第一章 タケダが陥ったM&Aの虚飾
- 第二章 タケダ240年の歩みと終焉
- 第三章 外国人経営陣に乗っ取られたタケダ
- 第四章 展望なきグローバル経営
著者紹介
原 雄次郎
- 略歴
- 〈原雄次郎〉1930年生まれ。岐阜県出身。東北大学理学部卒業。武田薬品工業等を経て、タケダの将来を憂う会代表。理学博士。共著に「大丈夫か武田薬品」がある。
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