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商品説明
文章は書き出しと終わりの一文で決まる! 警察担当の新人記者時代から、人気コラム「素粒子」を担当するまで、書いてきた歴史を踏まえながら、「書く力」の自然な育て方を実践的に示す。【「TRC MARC」の商品解説】
「書く力」は書き出しと終わりの一文で決まる!
一文で人の印象は決まってしまう! 警察担当だった新人記者の時代にデスクの隣で鍛えられ、ようやく「書く」仕事を任されるようになった著者が、その後、「書ける」記者になり、社会部から外報部に移り、さらに人気コラム「素粒子」を担当するまでの一記者の「書いてきた歴史」を踏まえ、どうすれば、スムーズに書けるようになるかを段階を追って示す。
著者は言う、野球選手がボールを投げるときのことを思い描いてみてほしい、その一連の動作が「投げる力」。「書く力」も同様に基本動作を確認することで身につく、と。
書くことが気持ちよく、楽しくなる本!体験的で実践的な文章術!【商品解説】
目次
- 第一章 わかりやすく書くルール
- 第二章 個性が表れる文章に
- 第三章 気持ちを伝える書き方
- 第四章 書くときは五感を総動員
- 第五章 語感を磨く方法
- 第六章 季節感をアクセントに
- 第七章 変化球や裏技も使う
- 第八章 ユーモアのひとふりで一変
- 第九章 一期一会の文章
著者紹介
真田 正明
- 略歴
- 〈真田正明〉1956年大阪市生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。朝日新聞アジア総局長等を経て朝日カルチャーセンターで文章教室の講師を務める。著書に「朝日新聞記者の200字文章術」など。
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「書く力」は一日(一読)にしてならず
2022/08/28 13:40
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は朝日新聞夕刊のコラム「素粒子」を7年以上担当した記者であった。現在は朝日カルチャーセンターで文章教室の講師を務めている。本書は、前作『朝日新聞記者の200字文章術』に続く著作である。文章を書く際の留意点について、著者の考えに適合する小説、エッセー、俳句、講談、落語を例示しての解説が多くを占め、前作と趣を異にしている。多彩な小説等から解説に適合する箇所を選定する作業には、多大な労力を費やしたのではなかろうか。文章の書き方を念頭において読書をしてきたであろう著者の、長年の蓄積が功を奏していると痛感させられる。例示されている小説等には、やや難解なものもある(著者のようなインテリはそう思わないだろうが)。こうした小説を難なく読みこなす読書通にとっては、本書の内容はすでに習得済であろう。逆にやや難解と思う読者にとっては、本書を読んでもなかなか「書く力」に直結しないのではなかろうか。まずは、前作の『朝日新聞記者の200字文章術』を熟読すれば十分であろう。