紙の本
どのライフハック本と比べても異色
2020/10/11 01:10
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トモヒコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「マインドマップ的読書感想文」の書評を読んで、これまでのライフハック本とは毛色が違うと感じたので購入。
この本の一番大きな特徴は「ショートカットキーを覚える」「辞書登録機能を活用する」など小手先のライフハック術ではなく、より劇的に生産性を上げる「頭のスイッチの切り替え」を促している点です。
多少大げさにいえば、仕事の仕方の「改善」ではなく、より「根本的な変化」を促しながら、具体的な方法まで解説している点が特色だと言えます。
また、仕事の生産性を下げる最も大きな原因は「煮詰まってアイデアが出ないこと」「急な割り込み仕事が入ること」など、類書のライフハック本では触れられていない点も取り上げ、メスを入れてくれているのも好印象です。
わたし自身、これまで様々なライフハック本を読んできましたが、どのライフハック本と比べても異色であり、学べることが多かったと思います。
あとは、実践あるのみ。
紙の本
「思考と行動の質」を上げるヒント。
2021/01/16 17:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:今夜は山田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
多くの分野のTIPSをカバーしていてコスパが良く、非常に有益。久々に良い買い物をしたと思えた。
一つ一つのハックに発見が多く、仕事の質を高めたい若手社員や新人におすすめ。
また、管理職が部下に教えるときにも携えておくと良さそう。
何をどう考えればいいかという「思考と行動の質」を上げるヒントが盛りだくさんです。
紙の本
自己チェックになります
2021/06/09 23:57
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投稿者:one story - この投稿者のレビュー一覧を見る
思考法・発想法の本です。ある程度社会経験がある方には真新しいものはないと思いますが、仕事術を網羅的に記載しているので、チェックリスト的に使えると思います。
ちなみに、私の場合には、自分と異なる意見に対して、1いきなり反論せず、意見を受け入れてみる(自分の知らない(理解できない)世界もあることから、もし相手が正しいとしたら、と仮定を置いて考えてみる)、2相手の考えの良い面を探すという所等、取り入れてみようと思った箇所が何カ所かあり、良い自己チェックになりました。
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■まだ無駄なことをしていたのか? なかなか身の回りに存在します■衝撃の一文 同じ分野の本を固め読みすることにより、共通点が見出せるようになる■共通点が見出せれば、それが…^ ^
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生産性を上げるためのモノの見方、捉え方を綴っている本。
頑張りどころを間違えていたことに気付かされる。
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★「努力をする」のではなく「努力をしなくても済む工夫をしよう」
★「量をこなす」のではなく「質を上げよう」
★「知識を覚える」のではなく「法則を見抜こう」
★「スピードを速くする」のではなく「必要のない作業を見抜いてやめよう」
★「他人と比べて落ち込む」のではなく「昨日の自分と比べて成長実感を得よう」
★「正解かどうか決断に悩む」のではなく「決断を正解に変えよう」
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判断の正しさよりスピード。期限を決めておく。あとで修正する。
どのスキマ時間に何をやるか、をあらかじめ決めておく。
締め切りがない仕事でも、自分で締め切りを設定する。
知識は自分の言葉に置き換えて理解する。
知識を得るためではなく、思考して自分なりの見解を生み出すために読書する。
情報量ではなく思考力で戦う。
仮説で走る。正解はない。未来に向けた可能性があるだけ。
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仕事を効率的に進めるにあたり、考え方をちょっと変えるためのスイッチを57にわたり紹介する1冊。
ハックという書名ですが、テクニックというより、考え方の切り替えですので、これまでのハック本とは異なります。
巻末に多くの参考文献が掲載されているとおり、これまでの様々な文献を丁寧に分類・整理した上で、著者の経験などを交えた内容になっていますので、気になる部分だけをピックアップして読んでも十分有効です。場面→課題→ポイント→解説→まとめという流れで解説していますので、読みやすい上に実践しやすいと感じます。
▼判断するときの3つのポイント
①「判断の正しさ」より「判断の早さ」→方針転換の判断も早めにできる
②「判断する期限」を決めておく→「ズルズルと段取りが進まない」状態を防げる
③「判断後のアクション」に集中する
▼「ツァイガルニック効果」:人は未完成のものが気になるという心理傾向。少しでも資料作成に着手することで、作業継続へのモチベーションをつくることができる。自分を動かすルーティンを作っておく。
▼進捗確認のタイミングごとに「結論の仮設」を上司に伝えておく
▼相手のニーズに応える報告の仕方
①「自分が話したいこと」ではなく、「相手が聞きたいことを」を考える→見たこと聞いたことをそのまま「描写」すると、その大半が結論に至るまでの「経緯」の話になるため、「要点」を話す
②「結論と根拠」をセットで話す→納得感をつくる
▼文章量が多い資料は、読み手に満腹感を与え、直感的な理解を防ぐため、シンプルにする必要がある
①文章ではなく箇条書きを多用する
②複雑な関係や構造は図解で示す
③「そして」「それから」「だから」などの接続詞を省略する
④「しっかりと」「丁寧に」「じっくり」などの形容詞を省略する
⑤体言止めを使う
▼会議において、「収束」の段階になると「選ぶ判断」「捨てる勇気」が伴うので、一気に生産性が下がる。特に日本人は、場の空気を読む文化なので、せっかく出してもらった意見やアイデアを「絞る」「捨てる」のが苦手→「あらかじめ、決め方を決めておく」ことが有効
▼会議での結論の決め方
①多数決で決める
②判断基準に照らして決める
③リーダーが決断する
→それぞれ一長一短あるが、「多数決」と「リーダーの決断」を組み合わせて決めることがおすすめ
①現場による多数決の結果と、その内容・意見をリーダーが理解する
②「無難なアイデア」か「一部が熱狂的に支持されるアイデア」かを、リーダーが最終的にジャッジ
▼「情報量で戦う」より「思考力で戦う」ことの重要性
①ロジカルシンキング:物事を論理的に筋道を立てて考える力
②クリティカルシンキング:物事を適切に疑って考える力
③概念化思考:物事を実体から切り離して概念で考える力
④アナロジー思考:物事を別の分野に当てはめて考える力
▼この世の中に“正解”など存在しない。未来に向けた“可能性”があるだけ
<目��>
第1章 「時間」の生産性を上げる
第2章 「段取り」の生産性を上げる
第3章 「コミュニケーション」の生産性を上げる
第4章 「資料作成」の生産性を上げる
第5章 「会議」の生産性を上げる
第6章 「学び」の生産性を上げる
第7章 「思考」の生産性を上げる
第8章 「発想」の生産性を上げる
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どこかで見た様な話が多いなと思ったら参考文献を見て納得
色々なビジネス書のエッセンスを詰め込んでいる様子
ビジネス書を読みたいと思っているが何から手をつけていいかわからない人はこれを読んでから他の本を読むと頭に入ってきやすいかも
特典含め58項目あるので、片っ端から全部吸収してやろうというのではなく、パラパラと見て使えそうな知識、知らない知識を参考にすればいいと思う
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著者の前作「推論の技術」を読んで、こちらも読んでみました。
前作の「推論の技術」は「頭の使い方」の話でしたが、こちらは「頭の切り替え方」を通して生産性を上げる話なので、より実践向きです。
また前作とは異なり1つ1つのハック術が5分程度で読め、わかりやすい言葉と図解で説明されているので、読書が苦手な人も読みやすいと思います
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効率的な仕事の仕方だけでなく「なぜそうすべきなのか?」という理由もわかる。
管理職が部下に教えるときに携えておくと良さそう。
また、仕事の質を高めたい若手社員や新人におすすめ。
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仕事が速い人はこれをやってたんだな、ということがよくわかった。
処理のスピードというより、見ているポイントの違い。
実用的なのに目からウロコ感があります。
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頭のスイッチを切り替えで生産性を高める方法を解説した本。
1テーマ5分ほどで読めるので5分間読書が活かせる内容。
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●段取りが苦手な人は、ほぼ例外なく段取りを「曖昧なイメージ」で捉えている。その結果「何から着手していいかわからない」という状態になりがち。
●仕事が早い人とは、作業スピードが速い人ではなく、必要のない作業を見極めて、やめてしまえる人。
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仕事のハック術を57も書かれた辞書的な本。
様々なビジネス書を文献にしているが、「こういう時困ったなあ。どうすればいいのかかなあ」となった時に該当するものを見て実践するのが良さそう。
サクッと読める反面、困ってないと頭に入ってこない本だった。