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商品説明
日本で唯一の地上戦が起きた沖縄。戦闘がなかった波照間島で、住人はなぜ死んだのか? ドキュメンタリー映画「沖縄スパイ戦史」の共同監督が、「もうひとつの沖縄戦」と呼ばれてきた「戦争マラリア」の真相に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
日本で唯一の地上戦が起きた沖縄。
しかし戦闘のなかった八重山諸島で3600人もの住民が死んだ。
誰によって、なぜ、これほどの住民が死に至ったのか ?
映画『沖縄スパイ戦史』の共同監督が沖縄戦の最暗部に迫ったルポルタージュ。
そして、明らかになったのは、軍命による強制移住、
住民のためではなく、軍のための強制移住、
住民からは「マラリア有病地」と恐れられていた地への強制移住、
それが引き起こしたマラリアによる膨大な病死。
これが沖縄で「もうひとつの沖縄戦」と呼ばれてきた「戦争マラリア」だ。
10年にわたる長期取材で迫った、75年前の住民犠牲の実態。
それは地下水脈のごとく、今現在、私たちの足元へと続いていた…。
「戦争マラリア」の事実を多くの方に伝えるための大労作であると同時に、
ジャーナリストとしての誠実さ、気概が伝わる一冊、
そして、ジャーナリズムの社会的責務を考え合う一冊でもある。
推薦:金平茂紀、望月衣塑子、ジャン・ユンカーマン
本年度山本美香記念国際ジャーナリスト賞奨励賞受賞【商品解説】
目次
- はじめに―もうひとつの沖縄戦
- 1章 住民3600人の死の真相を追って
- (2009年夏〜2010年夏・石垣島)
- 65年前の今日
- 地上戦なき島々の沖縄戦「戦争マラリア」との出合い
- 軍国少年 潮平正道さん
- 沖縄戦までのカウントダウン
- 移住開始
著者紹介
大矢 英代
- 略歴
- 〈大矢英代〉1987年生まれ。千葉県出身。琉球朝日放送記者を経て、フリージャーナリスト、映画監督。カリフォルニア大学バークレー校ならびに早稲田大学ジャーナリズム研究所客員研究員。
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