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商品説明
芥川龍之介や女優らに粋に着こなされた支那服。19世紀末期から20世紀前半までの間、日本と中国は相手国の身装文化をどう認識していたのか。両国の資料を用いて具体的に検討し、「身装」を媒介とした両国の交流を論じる。【「TRC MARC」の商品解説】
近代の日中において相手国の身装を着用する動機の違い、効果、影響の差異とは何だったのか。1900-1920年代の日中の交流のなか、それぞれの文化に驚き、差別を生みながらも身装文化は双方で取り入れられていった。日本人も中国人も同じように、洋服がアジア人である自分たちには合わない服だと認識し、自国の伝統の服装も否定し、中国では日本の服装への、日本では中国の服装への憧憬が生まれていった。本書では「近代化=西洋化」に拘泥するあまり見えにくくなっていた両国の交流、これまで曖昧だった学生装、日本の学生服、中山装について、歴史と実態も明らかにし、東アジア交流史の研究分野に新たな一視座を与えるものである。【商品解説】
目次
- 序章
- 一.本書の課題
- 二.先行研究
- 三.本書の目的・研究方法
- 第一部 身装文化の相互認識
- 第一章 中国人が「東遊日記」に描いた日本人の身装文化
- 一.渡日した中国人と「東遊日記」
- 二.カルチャー・ショック
- 三.明治維新後の洋装
- 四.和服の歴史に関する記述
著者紹介
劉 玲芳
- 略歴
- 〈劉玲芳〉1990年中国生まれ。大阪大学言語文化研究科日本語・日本文化専攻博士後期課程修了。同大学日本語日本文化教育センター特任助教。国際日本文化研究センター共同研究員。
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