サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

  1. hontoトップ
  2. 本の通販
  3. 本・読書・出版・全集の通販
  4. 新聞・雑誌の通販
  5. たばこ総合研究センターの通販
  6. 談 Speak,Talk,and Think no.117(2020) 〈特集〉因果論の戯れの通販

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 未評価
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2020/03/01
  • 出版社: たばこ総合研究センター
  • サイズ:26cm/102p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-88065-483-6

紙の本

談 Speak,Talk,and Think no.117(2020) 〈特集〉因果論の戯れ

著者 たばこ総合研究センター (編集),松浦壮 (著),吉田伸夫 (著),大澤真幸 (著)

時間とは、おそらく人間に残された最後の、そして最大の謎。物理学における時間の崩壊が因果論に何をもたらすのかを考える。松浦壮、吉田伸夫、大澤真幸のインタビューを収録。書物の...

もっと見る

談 Speak,Talk,and Think no.117(2020) 〈特集〉因果論の戯れ

税込 880 8pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

時間とは、おそらく人間に残された最後の、そして最大の謎。物理学における時間の崩壊が因果論に何をもたらすのかを考える。松浦壮、吉田伸夫、大澤真幸のインタビューを収録。書物のフィールドワークも掲載する。【「TRC MARC」の商品解説】

no.115より始まったシリーズ企画「虚、擬、戯」の最終回。最新物理学が解く虚、擬、戯の世界だ。

量子力学の世界には、神に比せられる普遍的な観察者は存在しない。であるとすれば、量子力学的な態度のなかには、個別性への関心が支配的であって、普遍性への志向は失われているのか、といえば、事態はまったく逆である。たとえば、量子力学的な観察を通じて、われわれは粒子としての物質を捉えることになる。しかし、われわれはそれがすべてではないことをすでに知っている。つまり、波動としての半面を知っているのである。観察者を通じて、「このX」を捉えた時、われわれは同時に、「このX以上の何か」「このX以外の何か」を直感する。このように、単一性についての体験のなかに常に随伴する、「これですべてではない」「これ以上の何かがある」という残余の感覚をもつ。このことが、普遍性への通路となるのだ、と社会学者・大澤真幸氏は言うのである。

量子力学にあっては、真空でさえも単なる無ではない。真空もまた、「それ以上の何か」であって、そこでは、ゆらぎを通じて物質が出現したり、消滅したりを繰り返している。これと対応することを、われわれは、親しい〈他者〉が亡くなった時に体験する。この部屋には、もう彼/彼女はいない(真空)。ただ、彼/彼女が使っていたシャープペンシルやベッドがある。この時、ますますわれわれは、彼/彼女の現前を感じ取ってしまう。無に対する残余として、〈他者〉の実在をむしろ強く感覚するのだ。

虚、擬、戯とは、ここでいう残余の感覚に他ならない。時間もしくは因果(法則)には、この残余の感覚、すなわち、虚、擬、戯として表出するいわば「このX以上の何か」が漏れ出ているのだ。そして、「このX以上の何か」が漏れ出ていることによって、人間界の秩序は維持されている。「虚、擬、戯」は、その意味で普遍性の通路となっているのである。因果論を凝視する意味も、ここにあるのだ。【商品解説】

目次

  • ・〈時間とは何か〉時間は巨大な構造物の一部にすぎない…最新物理学から〈時〉の正体に迫る
  • 松浦壮(慶應義塾大学商学部 自然科学研究教育センター教授。専門は、素粒子物理学、超対称性、超弦理論、格子理論)
  • たとえとして適切かどうかはわからないと断ったうえで、素粒子物理学が専門の松浦壮氏は、次のように言う。人間は、心臓なら心臓、皮膚なら皮膚というように、からだを構成するさまざまな部分が、それぞれ固有の役割を果たすことで命をつないでいる。その一方でからだをつくるあらゆる細胞は同じDNAを共有している。このDNAは、ひとつの受精卵に由来していて、発生の過程で、その細胞がからだのどこにあるかによって役割が固定される。最初から役割が決まっているわけではない。iPS細胞も、細胞の固定化された役割がリセットされて、あらゆる細胞に分化する能力を取り戻せるという点が注目されたのだ。物理学の最前線では、時間・空間・物質・力のすべてに共通するDNAに、今まさに触れようとしているのであって、このDNAこそが時間の正体なのだ。
  • 時間とは何か、という問いの果てに見出したのは、時間が、空間・物質・力を含む巨大な構造物の一部であるという事実である。時間は独立した概念ではなく、時計に代表されるような指標(基準)でもない。時間は、「時空」・「重力」・「量子場」と刻まれた建造物を絶妙につなぐ要石であり、その建造物もさらに巨大な構築物の一部にすぎないのだ。最新物理学が探り出した時間の正体とは。
  • ・〈時間は存在しない〉なぜ、〈時の流れは存在しない〉に至ったか…解題『時間は存在しない』
  • 吉田伸夫(東海大学と明海大学での勤務を経て、現在、サイエンスライター。専攻は、素粒子論〈量子色力学〉)

著者紹介

たばこ総合研究センター

略歴
松浦 壮
1974年生まれ。京都大学理学部卒業。同大学で博士号(理学)取得。その後、日本、デンマーク、ポーランドの研究機関を渡り歩く。現在、慶應義塾大学商学部 自然科学研究教育センター教授。専門は、素粒子物理学、超対称性、超弦理論、格子理論。 著書に『時間とはなんだろう 最新物理学で探る「時」の正体』(講談社ブルーバックス、2017)、『宇宙を動かす力は何か 日常から観る物理の話』(新潮新書、2015)、他

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー0件

みんなの評価0.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。