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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/03/26
- 出版社: 水曜社
- サイズ:21cm/337,7p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-88065-525-3
- 国内送料無料
紙の本
公立文化施設の未来を描く 受動の場から提供主体への変貌に向けて (文化とまちづくり叢書)
著者 清水 裕之 (著)
貸館運営から脱却して、プログラム提供型機関へ。半世紀にわたり公共文化施設の諸課題に取り組んできた著者が、コミュニケートする劇場が生み出す新しい社会価値、新たな公立文化施設...
公立文化施設の未来を描く 受動の場から提供主体への変貌に向けて (文化とまちづくり叢書)
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商品説明
貸館運営から脱却して、プログラム提供型機関へ。半世紀にわたり公共文化施設の諸課題に取り組んできた著者が、コミュニケートする劇場が生み出す新しい社会価値、新たな公立文化施設のマネジメントのあり方を示す。【「TRC MARC」の商品解説】
昭和初期1929年誕生の日比谷公会堂を第1号に、戦後の高度成長期から現在まで、文化会館や文化ホールなどホールを中心に構成される「公立文化施設」は、その数を増やし、延べ施設数ではおよそ3,500館になった。しかし近年の文化ホールは、一部を除いて機能不全に陥っているという指摘は多い。蓄積されてきた制度疲労、経済停滞による資金不足など課題は多いが、何よりこれまでの貸館運営から脱却して、プログラム提供型機関へ生まれ変わる発想の転換が必要だ。著者はそう力説する。
本書では、半世紀にわたり公共文化施設の諸課題に取り組んできた著者が、公会堂からスタートした公立文化施設の成り立ちと歴史の解析を踏まえ、現在の諸課題の分析、次に未来に向けての施策と展望を豊富な実例と写真を交えながら3部構成で展開。コミュニケートする劇場が生み出す新しい社会価値、新たな公立文化施設のマネジメントのあり方を示す。【商品解説】
目次
- 第1部〈歴史編〉公立文化施設の明日を拓く物語
- 1章 戦前の公会堂と劇場技術
- 1-1 公立文化施設の前身は公会堂建築
- 1-2 戦前の劇場の近代化
- 1-3 戦前における海外の劇場建築と技術
- 2章 戦後の公立文化施設と劇場・音楽堂の展開
- 2-1 戦後の公立文化施設の胎動
- 2-2 多目的ホールの展開
- 2-3 均質な客席空間
- 2-4 実験劇場と小劇場
著者紹介
清水 裕之
- 略歴
- 〈清水裕之〉名古屋大学名誉教授。専門は建築計画、都市・地域計画。新国立劇場、東京芸術劇場などの公立文化施設計画に参画。著書に「21世紀の地域劇場」など。
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