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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/07/01
- 出版社: たばこ総合研究センター
- サイズ:26cm/90p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-88065-530-7
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商品説明
音楽と言語の発生において、身振り的な音声表現が深く関わっていることは間違いない。声の多性性に注目し、主に身体との関係からグルーヴやラップ、ダイアローグについて検討する。【「TRC MARC」の商品解説】
音楽起源論には、言語が音楽から生じたとする説、音楽と言語の中間ともいえる前言語=前音楽的な音声言語から双方が分岐したとする説、音楽が言語から生じたとする説があるが、いずれにせよ、音楽と言語の発生において、身振り的な音声表現が深く関わっていることは間違いなさそうだ。今号は、「声のポリフォニー」すなわち声の多性性に注目し、主に身体との関係からグルーヴやラップ、ダイアローグについて検討する。【商品解説】
目次
- 〈響きあう身体〉
- 「〈声のきめ〉を聴く…グルーヴのなかへ」
- 山田陽一(京都市立芸術大学名誉教授)
- 声は、いうまでもなく、身体的に生み出される音であるが、それが同じく身体的に生み出された楽器の音と根本的に異なるのは、声が身体そのものにおいて生じる音であり、声を生み出すためには身体以外の何ものも必要としないという点である。声は身体と一体化しているのだ。それゆえ声は、身体と、身体が経験してきたあらゆる種類の感情をじかに表現し、伝達することができる。声は、私たちを身体と心の深部や、歌うことと聴くことの快楽へといざなう、すぐれて肉感的な響きなのだ。
- 〈音声と意味〉
- 「声に出すことば…言語と意味を超えて」
- 川原繁人(慶應義塾大学経済学部教授)
- 声に出される言葉は、いわゆる言語という枠組みや書かれた言葉以上に、生き生きと私たちの生活世界のさまざまな局面をつないでいる。アニメやゲーム、ラップなど、今、若い人たちを中心に大きな人気を博しているカルチャーを始め、玩具や人気商品、ブランド形成などには、そうした「声に出されることば」の魅力が数多く見出される。身近な言葉の音声学的、音韻学的、さらには一般言語学的観点から、声と言葉と意味の関係を探る。
著者紹介
山田 陽一
- 略歴
- 1955年生まれ。京都市立芸術大学名誉教授。専門は、民族音楽学、音響人類学。
著書に『響きあう身体:音楽・グルーヴ・憑依』(春秋社 2017)、編著書に『グルーヴ! 「心地よい」演奏の秘密』(春秋社 2000)他。
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