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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/03/20
- 出版社: 湖北アーカイブ研究所
- サイズ:27cm/213p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-88325-755-3
- 国内送料無料
紙の本
地図から消えた村 琵琶湖源流七集落の記憶と記録
著者 吉田 一郎 (写真と文)
1969年から1996年にかけて、過疎や大型ダム建設により離村した滋賀県北部の7集落の人々の在りし日の暮らしを伝える写真集。2021年10月開催の写真展や、離村者たちの昔...
地図から消えた村 琵琶湖源流七集落の記憶と記録
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商品説明
1969年から1996年にかけて、過疎や大型ダム建設により離村した滋賀県北部の7集落の人々の在りし日の暮らしを伝える写真集。2021年10月開催の写真展や、離村者たちの昔と現在の姿も紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
1969年、長浜市広報課勤務になった著者は「今の北近江の風景や暮らしを写真の残せば歴史になる」と言われたことが契機となり、滋賀県北部の民俗や人々の暮らしを中心に記録を残してきた。高度経済のもと大きく変貌する農村の記録をまとめた北近江 農の歳時記』を2000年に上梓、第5回自費出版文化賞大賞を受賞する。
今回は、過疎や大型ダム建設によって離村した7集落の人々の在りし日の暮らしの写真とともにその写真展に参加した人々の姿をまとめ、村と人々の記憶と記録を収録。ダム建設は中断し、村は水底には沈まなかったが、地図から集落の名前は消えた。巻末に掲載された人々が暮らした姿、離村間もないころ、そして大自然に飲み込まれた今の姿から、著者は「人は去っても山河は変わらず、人の営みは自然からの借り物であったことに気づかされた」とつぶやく。撮影を開始して25年後人々は離村、そして今日まで27年という半世紀の記録。最初はカメラを向けると背を向けた人々も次第に「まあ上がって」といわれるようになる。やがて消えるこの暮らしや風景を撮っておかないとという使命感が著者の背を押し続けたのであった。【商品解説】
目次
- 写真集『地図から消えた村』の発刊にあたって 三山元暎
- 第1章 奥丹生谷七つの村
- 第2章 豪雪の村
- 第3章 祈り
- 第4章 暮らし
- 第5章 分校
- 第6章 遷座(神を移す)
- 第7章 離村
著者紹介
吉田 一郎
- 略歴
- 1942年滋賀県長浜市に生まれる。長浜市役所勤務のあと、長浜城歴史博物館館長、国友ミュージアム館長などを歴任。カメラを持ち始めたのは長浜市広報担当職員時代から。父祖から受け継いだ田畑を耕作しながら、地元の暮らしや民俗の取材を続ける。湖北の農村の作業を追いかけた『北近江農の歳時記』は第5回日本自費出版文化賞大賞を受賞。
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