サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4 2件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.5
  • 出版社: TOTO出版
  • サイズ:28cm/142p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-88706-188-9

紙の本

宮脇檀の住宅 1964−2000 (ギャラリー・間叢書)

著者 宮脇 檀 (作),ギャラリー・間 (企画・編集)

幅広い活動の中心であった住宅建築に焦点をしぼって作品を紹介。状況が変化するごとに計画された9つの自邸案「自分の住まいを考える」や、建築雑誌誌上で発表された言説などを収録す...

もっと見る

宮脇檀の住宅 1964−2000 (ギャラリー・間叢書)

税込 2,096 19pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

幅広い活動の中心であった住宅建築に焦点をしぼって作品を紹介。状況が変化するごとに計画された9つの自邸案「自分の住まいを考える」や、建築雑誌誌上で発表された言説などを収録する。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

宮脇 檀

略歴
〈宮脇檀〉1936〜98年。名古屋市生まれ。東京大学大学院建築学科修士課程修了。宮脇檀建築研究室を設立。著書に「父たちよ家へ帰れ」「男と女の家」ほか。

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー2件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

宮脇檀の住宅建築が、美しい写真と図面でよみがえる。スタイリッシュだった宮脇美学がすみずみまで。

2000/07/10 20:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:永江朗 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 晩年の宮脇檀さんに何度かお目にかかったことがある。白熱灯を使った間接照明の薄暗い部屋で、宮脇さんは脚を組んで寝そべるように座って話した。とてもかっこよかった。できることなら、こんなふうに年齢を重ねたいものだと思った。

 話の内容はなかなか過激だった。たとえば、「中古マンションを買うときは、夜、下見をしなさい。蛍光灯の部屋の多いマンションはよしたほうがいい。明るさをありがたがるのは貧乏人だけ。蛍光灯の多いマンションは、将来スラム化する。」なんて。「闇を演出するほうが、快適な空間を作れます」なんていったほうがカドが立たないのに、あえて挑発的で傲慢ないいかたを選ぶ。しかし、宮脇さんがいうと、嫌味がないのが不思議だ。ハンサムでかっこいいからだろうか。98年、宮脇さんは62歳で亡くなった。

 宮脇檀さんは最後まで住宅を愛した建築家だった。そして、亡くなるまでたくさんの住宅を設計した。これは有名建築家としては異例のことだ。というのも、設計費は総工費のパーセンテージとして算出されるから、小規模な個人住宅はやればやるほど赤字になる。事実、宮脇さんは「住宅の仕事が増えると、事務所のスタッフが青くなるんだよ」と苦笑していた。それでも住宅を作り続けたのは、住宅が好きだったからだ。

 この『宮脇檀の住宅』には、64年の「おにぎりの家」から2000年(つまり宮脇さんの没後)に竣工した「長部・石川邸」までの全住宅が収録されている(ただし、建築専門誌などジャーナリズムに発表されたもの以外はデータのみ)。基本的な構成は、代表作の写真と図面を年代順に並べ、そのあいだに「宮脇檀の言説」として建築専門誌に発表した文章の抜粋が載っている。植田実や中村好文による座談会も収録されている。

 魅力的なのはなんといっても各作品の写真だ。宮脇さんはたしかに名エッセイストだったけれども、それでも彼が設計した住宅の美しさやチャーミングさには及ばない。使いやすさとかかっこよさとは別次元の、造形としての美しさ、モノの塊としての迫力が伝わってくる。「松川ボックス」の屋根の勾配や柱と床が作る空間の緊張感、「グリーンボックス#2」の、立方体に円形の窓を穿った人を喰ったような佇まい、「Choi Box」のかわいらしさ。ページを繰るごとに気分が高揚してくる。

 宮脇さんがこんなことをいっていた。「大金持ちでも貴族でもない個人が、住宅の設計を建築家に依頼するなんて、ヨーロッパなどではまったく考えられないことなんだよ。でも、それが可能なんだから享受しなくっちゃ」しかし、この本には施主との打ち合わせ回数も載っていて、たとえば「ブルーボックス」などは81回にも及ぶ。家を建てるということは、八百屋で大根を買うようにはいかないのだ。 (bk1ブックナビゲーター:永江朗/フリーライター 2000.7.11)

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2006/10/14 15:49

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。