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- カテゴリ:小学生 中学生
- 発売日:2021/08/10
- 出版社: 日本機関紙出版センター
- サイズ:21cm/162p
- 利用対象:小学生 中学生
- ISBN:978-4-88900-998-9
紙の本
「屋根」より高い鯉のぼり 父ちゃんは、兵士として戦場へ
著者 柳田 文男 (著)
戦後間もない頃、文吉は、戦争からまだ帰還しない父も含めた6人家族の顔を描いた手製の鯉のぼりをつくる。その中で、戦争の本質を考え、平和の尊さや命の大切さを学び…。苦労しなが...
「屋根」より高い鯉のぼり 父ちゃんは、兵士として戦場へ
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商品説明
戦後間もない頃、文吉は、戦争からまだ帰還しない父も含めた6人家族の顔を描いた手製の鯉のぼりをつくる。その中で、戦争の本質を考え、平和の尊さや命の大切さを学び…。苦労しながらも家族のために奮闘する少年の物語。【「TRC MARC」の商品解説】
子どもたち、お父さんお母さんへ
本書は、戦後間もない頃、明るく正義感に満ちた文吉という少年(小五)が、家庭が貧しいため、苦労をしながら、家族のために、奮闘する物語です。殊に、物語の中心の課題は、父が「戦争」に出征し、家庭で「鯉のぼり」が買えない中で、平吉(弟)のために小さい手製の「鯉のぼり」を作り、家の庭に、竹竿にくくりつけて、高く、「泳がせる」という趣向です。しかし、「鯉のぼり」は、弟のためだけではなく、まだ帰還しない父も含めた六人の家族の「幸せ」のために、なんと六匹の「鯉のぼり」を作った物語です。
このような「家族」みんなのために、手製の「鯉のぼり」をつくる過程で、文吉は、悪戦苦闘しつつ、いろんなことを学びます。とりわけ、未だ、帰還しない父の安否を気遣う中で、内実は、「人殺し」をする「戦争の本質」を考えながら、逆に「平和の尊さ」や「命の大切さ」などのことを学びます。そして人間の社会で「平和」の実現ほど「大切な生きがい」はないと確信していきます。
私は、この物語を最後まで読んで、大きな感動と教訓を感じ取りました。そこで、本書『「屋根」より高い鯉のぼり』の物語を、小中学生の若いみなさん方に、心から、また確信をもって、推奨いたします。
上田 勝美(龍谷大学名誉教授/憲法9条京都の会代表世話人)【商品解説】
目次
- アジア・太平洋戦争地図
- 子どもたち、お父さんお母さんへ
- 一 家族・親友との絆
- 二 父とうちゃんは、兵士として戦せんじょう場へ
- 三 新聞配達と授業の遅刻
著者紹介
柳田 文男
- 略歴
- 1947年、京都府加佐郡大江町(現・福知山市大江町)に生まれる。
同志社大学大学院社会学研究科修了。
著書に『分隊長殿、チンドウィン河が見えます ―下級兵士たちのインパール戦―』(2020年、日本機関紙出版センター)、『一九九五年・ビルマ紀行 ―京都兵団とインパール戦―』(2015年、私家本)など。
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