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商品説明
骨になっても…、ぼくの声が君に届くまで生き続けると男は思った。血縁という呪縛の中で女は待ち続けた。闇の中、現代人はいかにして光を見出しうるか。数奇な運命に翻弄された大純愛スペクタクル。【「BOOK」データベースの商品解説】
骨になっても、ぼくの声が君に届くまで生き続けると男は思った。血縁という呪縛の中で女は待ち続けた。闇の中、現代人はいかにして光を見出しうるか。数奇な運命に翻弄された大純愛スペクタクル。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
菊池 英也
- 略歴
- 〈菊池英也〉1958年栃木県生まれ。青山学院大学文学部卒業。専門新聞編集の傍ら、執筆活動を続ける。「マザーズ・ベッド」で第24回新風舎出版賞優秀賞受賞。その他の著書に「赤い白砂」など。
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紙の本
静謐な闇から聞こえる声
2016/03/20 22:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みとみと - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容紹介にある「大純愛スペクタクル」は、ちょっと違うような気がします・・・。
「骨であるわたし」が、過去を語る話。
その口調は静かで、どこか乾いた感じがします。そのためか、波乱万丈な人生なのに、淡々と過ぎていきます。
静謐な闇の中から聞こえてくる、微かな声に耳を澄ませているような物語。最後の場面で、一条の光が差しますが、読み終わった後は、また静謐な闇に戻っていくようです。
とても好きな空気で、どっぷりと浸って読み耽りました。