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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/05/26
- 出版社: ラポロアイヌネイション
- サイズ:21cm/223p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-902591-49-1
紙の本
イチからわかるアイヌ先住権 アメリカ・北欧・オーストラリア・台湾の歴史と先進的な取り組みに学ぶ ラポロアイヌネイション&北大開示文書研究会オンライン学習会2021〜2023〈講演集〉
著者 ラポロアイヌネイション (編),北大開示文書研究会 (編)
日本におけるアイヌの歴史と先住権について解説。また、アラスカ先住民の権利行使、北欧サーミの運動など、先住権を勝ち取ってきた世界の先住民のたたかいを紹介する。オンライン学習...
イチからわかるアイヌ先住権 アメリカ・北欧・オーストラリア・台湾の歴史と先進的な取り組みに学ぶ ラポロアイヌネイション&北大開示文書研究会オンライン学習会2021〜2023〈講演集〉
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商品説明
日本におけるアイヌの歴史と先住権について解説。また、アラスカ先住民の権利行使、北欧サーミの運動など、先住権を勝ち取ってきた世界の先住民のたたかいを紹介する。オンライン学習会2021−2023の講演集。【「TRC MARC」の商品解説】
サケを獲る権利、
川を利用する権利、
私たちの先祖が当然のように持っていた
権利を取り戻したい…
(ラポロアイヌネイション 差間正樹)
──先住権について学ぶことは 日本人としての立ち位置を理解すること
近代とともに明治政府は蝦夷島を北海道と名称変更して大量の和人を送り込みました。支配を確立した政府はそれまでアイヌが自由に行ってきたサケの捕獲を一方的に禁止し、サケを奪われたアイヌは塗炭の苦しみを経験しなければなりませんでした。ラポロアイヌネイションは、近代日本の植民地政策によって奪われた浦幌十勝川河口でのサケの捕獲権を、先住権の行使として回復したいと主張して裁判を始めたのです。
アイヌの自覚的な先住権を求めるたたかいはこうして始まりました。北海道が明治政府の支配による入植植民地であり、アイヌの人々への抑圧と収奪によって成り立ってきたことを、植民者である和人はなかなか自覚できないできました。アイヌ先住権を学び、応援することで、和人は自分たちの立ち位置をようやく理解する入口に差し掛かったのです。
[刊行にあたって──北大開示文書研究会 共同代表 殿平善彦]【商品解説】
目次
- [収録内容]
- オンライン講演 全7回
- [第1回]2021年11月21日
- Chapter 1 イチからわかるアイヌ先住権
- [第2回]2022年1月23日
収録作品一覧
イチからわかるアイヌ先住権 | 市川守弘 述 | 13−42 |
---|---|---|
歴史にみるアイヌ先住権 | 榎森進 述 | 43−74 |
アラスカ先住民族の権利と資源の活用法 | ジェフ・ゲーマン 述 | 75−96 |
著者紹介
ラポロアイヌネイション
- 略歴
- 北海道十勝郡浦幌町内に居住・就業するアイヌで構成される団体。2014年から浦幌アイヌ協会(現ラポロアイヌネイション)は、奪われた先祖の遺骨返還を求めて北海道大学等を順次提訴し、裁判和解にもとづき返還された合計102体の遺骨を浦幌町の墓地に再埋葬。2017年には北米サーモンピープルを訪ね、先住権と彼らの漁獲権をめぐる闘いについて学ぶ。2020年にラポロアイヌネイションと改称、国と道に対し先住権確認訴訟を起こし、市民による支援に支えられて継続中です。
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