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  • カテゴリ:大学生・院生
  • 発行年月:2009.3
  • 出版社: 金壽堂出版
  • サイズ:21cm/179p
  • 利用対象:大学生・院生
  • ISBN:978-4-903762-04-3

紙の本

情報歴史学入門

著者 後藤 真 (著),田中 正流 (著),師 茂樹 (著)

コンピュータを利用した研究を考えている日本史学専攻の大学生を主な対象とした、情報歴史学のためのテキスト。データベース等の読み方や開発するための技術、開発したデータベース等...

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情報歴史学入門

税込 1,980 18pt

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商品説明

コンピュータを利用した研究を考えている日本史学専攻の大学生を主な対象とした、情報歴史学のためのテキスト。データベース等の読み方や開発するための技術、開発したデータベース等から知識を発見する方法などを紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】

目次

  • 情報歴史学の目指すもの
  • この本の読み方
  • 第1部 データベースの読み方
    • 第1章 木簡データベースを読む
    • 第2章 正倉院文書データベース(SOMODA)を読む
    • 第3章 怪異・妖怪伝承データベースを読む
    • 第4章 文化庁「子ども文化教室」を読む
  • 第2部 デジタル化の技法
    • 第1章 目録類のデータベース
    • 第2章 文献史料

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評価内訳

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紙の本

「情報化」で、日本史学は変わるか?

2010/04/13 00:25

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:拾得 - この投稿者のレビュー一覧を見る



 「日本歴史」(吉川弘文館)今年1月号の特集は「日本史研究とデータベース」というものだった。日本史学においても、インターネットやPCなどの情報技術の革新は無視できない流れになっているようだ。では、どのような影響を与えていくのか。そんな思いで昨年刊行された本書も手にとってみた。
 冒頭に付された「情報歴史学の目指すもの」と題された一文はたいへん興味深い。歴史学の今までのあり方を確認しうえで、現在置かれている状況を3点ほど指摘している。裾野の広い「歴史ブーム」は歴史学のあり方そのものとは無縁であること、「史料」の置かれた現状(保存のずさんさから、情報技術の革新との関連)、隣接諸学との連携のなさ、である。私のような日本史学の門外漢が見ても、なるほどと思わされる指摘である。
 なお、本書本体そのものは、日本史専攻でこれからコンピュータ技術を使いたいと思っている人向けで、ごく基本的な情報技術の解説が中心である。データベースやアーカイブス、デジタル化といった点にページが割かれている。とりわけ「日本語」(正確に言えば、日本語表記)のデジタル化のしにくさなどは、著者も作業に参加したのであろう、実感がこもっている。最後に「卒業論文」にまでふれているように、学部生向けに「情報歴史学」の卒論が書けるまでの教科書ということだそうだ。
 初学者向けの教科書ゆえに物足りなさが残るのは仕方がないにしても、研究事例をはずしてしまったのは、「情報歴史学」をイメージするためには大きなマイナスではなかったろうか。「アーカイブを作ること」そのものが情報歴史学の最終目的ではないはずだ。卒論を書くにしても、「私もこういう研究がしてみたい」という動機づけは重要だろう。また、集まった情報をどう扱うか、という視点が薄い。第3部「情報を引き出す」がこれにあたるのだが、今後必須ツールと思われる「数理的分析」(統計解析)は、わずか5ページ分である。また、先行研究については参考文献等でフォローされているものの、歴史人口学への言及も参考文献も全くないのは、いかがなものかと思う。情報歴史学ということばが出てくる前から、突出して歴史学の情報化・数理化を主導してきた分野である。先達に対する敬意以前に、こうした蓄積と情報歴史学とを、結果として切り離してしまいかねない。それはとてももったいないことだ。
 教科書に対して「ないものねだり」的な指摘を承知の上で指摘させてもらったのは、教科書と言う枠におさまらない研究が出てこそ、「情報歴史学」に豊富な内実がともなうと考えるからである。冒頭で引いた「日本歴史」特集も基本的な論調は、文献史学の枠内である。たとえば「データベースを利用した検索ごっこで表を作り、それに頼っただけの卒論や修論、果ては学術論文」(113p)という叙述があった。根底には文献史学の枠はこわさせないぞ、という意志表明である。しかし、情報化は利用可能な資料の増大をもたらす。この量的拡大が質的変化につながるのかどうか、すなわち文献史学という枠にインパクトを与えるのかどうか、は今後の情報歴史学の成果次第となろう。今後の健闘を待ちたい。

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2013/06/16 21:24

投稿元:ブクログ

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