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- カテゴリ：幼児 小学生
- 発売日：2010/09/11
- 出版社： えほんの杜
- サイズ：２７ｃｍ／３２ｐ
- 利用対象：幼児 小学生
- ISBN：978-4-904188-09-5
紙の本
シニガミさん
著者 宮西 達也 （作絵）
腹ペコのオオカミは、ある日、森で病気のコブタを見つけます。コブタが元気になってから食べようと、オオカミは自分の家に連れ帰って看病を始めますが、２匹の近くには彼らを見つめる...
シニガミさん
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商品説明
腹ペコのオオカミは、ある日、森で病気のコブタを見つけます。コブタが元気になってから食べようと、オオカミは自分の家に連れ帰って看病を始めますが、２匹の近くには彼らを見つめるシニガミさんがいたのです。命の尊さ、人との関わりの大切さを伝える絵本。【「BOOK」データベースの商品解説】
【けんぶち絵本の里大賞（第２１回）】死ぬ日を決めるシニガミのそばで、コブタが苦しそうに倒れていると、オオカミがやってきて、元気にしてから食べてやろうと家に連れ帰った。それを見ていたシニガミは、コブタもオオカミもすぐに死ぬと言うが…。【「TRC MARC」の商品解説】
だれでも、自分が生まれた日は知ってます。でも自分が死ぬ日を知っている人はいません。それが分かるのはその日を決めるのは、わたくし、シニガミでございます。【商品解説】
著者紹介
宮西 達也
- 略歴
- 〈宮西達也〉日本大学芸術学部美術学科卒業。著書に「おまえうまそうだな」「ふしぎなキャンディーやさん」など。
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書店員レビュー
タイトルから想像がつ...
ジュンク堂書店藤沢店さん
タイトルから想像がつくと思いますが
この絵本のカギを握っているのは“シニガミさん”です。
表紙も真っ黒でニヤリと笑った顔。
本当にこの本を子供にすすめていいのかと
不安になるお客様もいるのではいでしょうか？？？
大丈夫ですよ！！
この絵本に惹かれた貴方の直感を信じて下さい。
子供は大人が思っているより
“死”について興味を持っているし
真剣に考えてくれるので
良いキッカケにもなります。
まぁ、そんなに難しく考えなくても
心ゆくまで宮西達也さんの世界観に浸るのも
良いかと思いますよ。ホホホホ…。
藤沢店 児童書担当
ある日、お腹をすかせ...
ジュンク堂書店梅田ヒルトンプラザ店さん
ある日、お腹をすかせたオオカミが病気で倒れているコブタを見つけます。
コブタが元気になったら食べよう！と看病を始めます。
そんな二匹の様子を見守る、何にでも化けることができるシニガミ。
シニガミには二匹の運命がわかっていますが、コブタを元気にするため一生懸命看病に励むオオカミ。
そして最後は……
もし、あなたもこのシニガミと同じ立場だったなら、きっと同じ結末を用意するのではないでしょうか。
宮西さんらしい命の大切さ、人との関わりの大切さを教えてくれる作品になっています。
絵本には珍しい真っ黒な表紙の素敵な本です。
いろいろなものに化けているシニガミさんを見つけるのも楽しいですよ！
梅田ヒルトンプラザ店 児童書担当
紙の本
みんないいキャラクター
2016/08/20 13:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：honyomi - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初はオオカミも「コブタを食ってやる」と言ってましたが、
この作者さんの生み出すキャラクターらしい心変わりがあって、
「助けてやる」という気持ちになっていきます。
シニガミさんも「オオカミもコブタも死ぬ」と宣告して、
冷たく見つめている感じでしたが、最後のセリフに温かみを感じました。
紙の本
二人を見守る死神様
2016/07/18 14:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
数日で死ぬ予定の病気のコブタ。
そのコブタを家に連れ帰り献身的に看病をするオオカミ。
オオカミは元気になったコブタを食べるつもりでいます。
でも、途中から感情に変化が現れます。
そんな二人をすぐ側で見ているシニガミさん。
死ぬ予定だった二人は・・・一気にシニガミさんが好きになります。
紙の本
コブタとおおかみ
2016/04/25 22:43
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投稿者：saya - この投稿者のレビュー一覧を見る
お腹をすかせた狼がコブタを食べようと思ったけど、コブタが弱っていたので元気になってから食べようとコブタを看病することに。コブタさんのために必死になる狼さんに涙が出ました。
紙の本
無常かと思いきや
2016/07/31 22:52
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投稿者：タナベ - この投稿者のレビュー一覧を見る
死を考えさせるような話を想像したが幸せな結末でホッとしたような残念なような…
やっぱり優しい死神さんでよかったかな
紙の本
死神
2016/05/25 12:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙の感じから想像しても、暗い死を連想します。絵も怖い感じなので、少しドキドキしながら読み進めました。しかし、死について考えられる、良い絵本でした。
紙の本
意外性のあるストーリー
2015/10/20 17:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんな姿にでもなれる「シニガミ」。いつ死が訪れるかを知っている「シニガミ」。その「シニガミ」の視点で描かれる、あるオオカミとコブタの物語。
コブタを餌にする予定のオオカミは病気のコブタを看病する。その看病ぶりが本当に一所懸命で、胸を打つ。コブタが花を喜べばオオカミは雨をついても花を探す。そこにあるのは餌のための計画などではなく、友情そのもの。友情が深まっていくのを見るほどに、「最後はどうなるの…」と不安になってくる。ちょっと不気味な「シニガミ」のナレーションと相俟って、そのハラハラさせ具合は絶妙。さて、「シニガミ」が語る最後とは？それは、読んでのお楽しみ。
