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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/05/20
- 出版社: 集広舎
- サイズ:19cm/326p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-904213-72-8
紙の本
牡丹社事件マブイの行方 日本と台湾、それぞれの和解
著者 平野 久美子 (著)
日台の近代史は「牡丹社事件」から始まった! 犠牲者のマブイ(魂)を想い、百数十年の時空を超えて向き合った遺族たち。加害と被害の歴史をめぐって繰り広げられた知られざる和解劇...
牡丹社事件マブイの行方 日本と台湾、それぞれの和解
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商品説明
日台の近代史は「牡丹社事件」から始まった! 犠牲者のマブイ(魂)を想い、百数十年の時空を超えて向き合った遺族たち。加害と被害の歴史をめぐって繰り広げられた知られざる和解劇を描くノンフィクション。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
平野 久美子
- 略歴
- 〈平野久美子〉東京都出身。学習院大学仏文科卒業。作家。日本文藝家協会会員。アジアと日本の関係をテーマに作品を発表。「淡淡有情」で小学館ノンフィクション大賞を受賞。他の著書に「トオサンの桜」など。
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著者と台湾側の熱意に感動
2021/03/28 17:41
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投稿者:ひでくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が訪れた台湾や長崎の地に、私も実際に立ち、「古井戸の底にある水脈」に直に触れてみたいと思わせてくれます。先島と台湾との間で加害と被害が重層化させられた関係を解しながら"和解"への道に進もうとしている人々の、いまの姿を初めて教えていただきました。「牡丹社事件」が起こった1870年代、日中間で進められていた「改約・分島案」にみられる、日本側の一貫した先島放棄の方針とも関わり、琉球民遭難殺害事件から3年後の石門の戦いにいたる詳細な解明はたいへん勉強になりました。著者の丹念な調査と台湾側の熱意に感動します。