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商品説明
昭和初期、野呂栄太郎とならんで労働者・農民運動の実践的論陣の列にいた、早逝の論客・関矢留作。その原稿と各種資料を集成した初となる遺稿集。編著者による評伝(遺稿)や解説、書簡類も収載。【「TRC MARC」の商品解説】
昭和初頭、日本共産党初期の指導的幹部でマルクス主義理論家の野呂栄太郎とならび、労働者・農民運動の実践的論陣の列にいた北海道江別市野幌出身の農村問題研究者・関矢留作。本書は初の遺稿集として、生前に発表したすべての原稿を集成。さらに、故・船津功札幌学院大学名誉教授が蒐集した書簡類などの資料と未完に終わった評伝を収載し、それぞれに解説を附したものです。
日本資本主義論争史上に一定の位置を占める思想家・理論家、そして運動家でありながら、早逝したために「忘れられた思想家」となった関矢。実践的農民運動に携わったその実像を明らかにする本書は、日本資本主義論争史の研究に新たな光を当てるものとなります。【商品解説】
目次
- はしがき 田端宏
- 第一部 関矢留作遺稿集「農業問題と農民運動」
- Ⅰ 農業・農村問題関係
- 農業問題研究の任務と方法に就て/農業問題に関する二三の論点について/危機に於ける日本農業(一)/土地所有関係に於ける最近の特徴について──危機に於ける日本農業 (二)──/日本農村の最近の状態/米価暴落と農村/村に住むの弁/越後村沿革史小誌
- Ⅱ 農民運動関係
- 左翼農民組合運動当面の諸問題(一)── 全農第三回大会を前にして ──/左翼農民組合運動当面の諸問題(二)── 全農第三回大会を前にして ──/小作争議……最近の発展傾向/全農第一主義に就て
- Ⅲ 小作料と農民生活
- 小作料に関する覚書 (一)/《遺稿》小作料に関する覚書(二)/農民の家族とその生活(一)/農民の家族とその生活(二)/《解説》関矢留作遺稿集「農業問題と農民運動」について◇桑原真人
- 第二部 関矢留作小伝および書簡類
- Ⅰ 船津功「忘れられた思想家・関矢留作──昭和初期の社会主義運動家の生涯」
収録作品一覧
農業問題研究の任務と方法に就て | 11−14 | |
---|---|---|
農業問題に関する二三の論点について | 15−25 | |
危機に於ける日本農業 1 | 26−51 |
著者紹介
船津 功
- 略歴
- 1944年、前橋市生まれ。札幌学院大学名誉教授。中央大学文学部史学科卒業。北海道大学大学院文学研究科博士課程単位取得。1990年、札幌学院大学人文学部教授。2013年、定年退職。明治維新史や北海道近代史を研究。著作に『北海道議会開設運動の研究』(北海道大学図書刊行会、1992)、『歴史学と民衆史運動』(北海道出版企画センター、1994)、共著に『北海道の歴史』第2版(山川出版社、2010)。2014年12月、死去。
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