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商品説明
人は生かされている。その力が由来する、語りえない根源、創造的空とは。キリスト教と仏教のはざまで、生と信の根源について独自の思索を展開してきた宗教哲学者による渾身の遺言。「回心」の続編。【「TRC MARC」の商品解説】
キリスト教と仏教のはざまで、生と信の根源について独自の思索を展開してきた宗教哲学者による渾身の遺言
私たちの生の最深部にあって、人を生かす力、創造的空。それは、世界と人間を成り立たせる神のはたらきの場であり、仏教で言われる「無心」の内容である。また、生と死を大きく包み、無意味への問いから解放し、ゆだねて生きることの豊かさを教える。
「瞑想」という方法に、豊饒な空へと至る具体的な道筋を描き出し、世界と生命と精神とを貫く「統合」という作用に、信の根拠を指し示す。【商品解説】
目次
- Ⅰ 宗教と現代
- 第一章 宗教と「単なる自我」
- 第二章 「単なる自我」の問題性
- Ⅱ 統合論
- 第三章 統合論綱要
- 第四章 統合作用・統合体・統合心
- Ⅲ 瞑想の行方
- 第五章 瞑想と現代
著者紹介
八木誠一
- 略歴
- 〈八木誠一〉1932年生まれ。東京大学とゲッティンゲン大学に学ぶ。文学博士(九州大学)、名誉神学博士(スイス・ベルン大学)。専攻は新約聖書神学など。東京工業大学名誉教授。著書に「回心」など。
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