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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/12/24
- 出版社: アストラハウス
- サイズ:19cm/284p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-908184-33-8
読割 50
紙の本
アウシュヴィッツの小さな姉妹
著者 タチアナ・ブッチ (著),アンドラ・ブッチ (著),丹羽 秀文 (訳)
アウシュヴィッツを生き延びた6歳と4歳の小さな姉妹が見たものは−。アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所でユダヤ人姉妹が体験したことを中心に、第二次世界大戦前後の姉妹と家...
アウシュヴィッツの小さな姉妹
アウシュヴィッツの小さな姉妹
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商品説明
アウシュヴィッツを生き延びた6歳と4歳の小さな姉妹が見たものは−。アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所でユダヤ人姉妹が体験したことを中心に、第二次世界大戦前後の姉妹と家族に起きたさまざまな出来事を綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
「生き延びたブッチ母娘の記録は、アウシュヴィッツで起きた出来事を次の世代に伝えるための力強い貴重な証言です」
――ホロコースト記念館 館長 吉田明生
「ブッチ姉妹がアウシュヴィッツで経験したことが、6歳と4歳だった当時の目線で、等身大に書かれています。戦後の自伝物には、あとづけの知識で書かれたものが見受けられますが、本書は子どもの視点で当時の状況をリアルに記述しています。それがこの本の魅力でもあります」
――ホロコースト記念館 学芸員 今井市郎
「家族の記憶、アウシュヴィッツへの強制送還、いとこの死、解放、アンナ・フロイトのイギリス・ロンドンのリングフィールド・ハウス寄宿学校、そして証言。この本の中には、生きた言葉、勇気、夢、そして今でも多くの人の頭から離れない悪夢を通して、ブッチ姉妹の物語が描かれています」
――イタリア最大部数の日刊紙「ラ・レプッブリカ」2019年1月15日
「アウシュヴィッツに収容された23万人の子どもたちのうち、生き残ったのはわずか700人だった。その中には、4歳と6歳のアンドラとタチアナ・ブッチの姿もあった。彼らの物語は本になり、1月27日の国際ホロコースト記念日に出版される予定です。この本は、どんな悲劇を目にしても『泣かなかった』2人の子どもの目を通して、ホロコーストの真実を語ります」
――「ELLEイタリア版」2019年1月17日
「アウシュヴィッツから帰還した少女、アンドラとタチアナ。リエカ出身のブッチ姉妹は、収容所の恐怖を体験し、今ではその記憶と証言の義務を守り続けています」
――イタリア・トリエステの日刊紙「イル・ピッコロ」2019年1月21日
「アウシュヴィッツの不条理で常に死と隣り合わせの恐ろしい日常に浸りきり、受け入れることで、私たちは生き延びようとしたのです。」
――タチアナ&アンドラ・ブッチ
ヨーロッパ全土から21万6千人の子どもがアウシュヴィッツに移送されたが、解放時に生き残ることができたのは451人。本書は、アウシュヴィッツを生き延びた6歳と4歳の小さな姉妹が見たアウシュヴィッツと戦争が家族にもたらす悲劇の物語。
(※アウシュヴィッツへ送られた子どもの人数と解放時の生存者の人数の出典:Holocaust Encyclopedia, USHMM)
なぜ、6歳と4歳の小さな姉妹は、人体実験の犠牲にならずにアウシュヴィッツ絶滅収容所を生き延びたのか?
1944年3月28日夜、リエカに住むイタリア系ユダヤ人の6歳の姉タチアナと4歳の妹アンドラは家族とともにナチスに逮捕され、翌29日、アウシュヴィッツ・ビルケナウ絶滅収容所へ向けて移送された。1944年4月4日、アウシュヴィッツに到着したタチアナとアンドラは、いとこのセルジオと…【商品解説】
目次
- 「目次」
- 日本の読者のみなさんへ──タチアナ&アンドラ・ブッチ
- おもな家族の年表
- 私たち姉妹のファミリーヒストリー
- ロシアからリエカへ
- 安住の地を求めて
- 祖母ローザとオーストラリア・ハンガリー帝国のリエカ
- 父ジョバンニとその家族
著者紹介
タチアナ・ブッチ
- 略歴
- 〈タチアナ・ブッチ〉1937年生まれ。イタリア系ユダヤ人。アウシュヴィッツの最も若い子どもの生存者のひとり。
〈アンドラ・ブッチ〉1939年生まれ。イタリア系ユダヤ人。アウシュヴィッツの最も若い子どもの生存者のひとり。
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