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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/12/24
- 出版社: 西日本出版社
- サイズ:21cm/219p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-908443-56-5
紙の本
スマホで見る阪神淡路大震災 災害映像がつむぐ未来への教訓 1995.1.17
【地方出版文化功労賞特別賞(第35回)】1995年1月17日に起こった阪神淡路大震災の発生の瞬間から復興プロセスまでを記録し続けた朝日放送のカメラ。その中から選んだ357...
スマホで見る阪神淡路大震災 災害映像がつむぐ未来への教訓 1995.1.17
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商品説明
【地方出版文化功労賞特別賞(第35回)】1995年1月17日に起こった阪神淡路大震災の発生の瞬間から復興プロセスまでを記録し続けた朝日放送のカメラ。その中から選んだ357の映像が見られるQRコードを掲載し、当時の時代背景や現場の状況を文章で補足する。【「TRC MARC」の商品解説】
25年前、困難な状況だったにもかかわらず、多くの被災者が真摯に答えた言葉の数々。
映像から得られる教訓を未来につなげます。
1995年1月17日5時46分、阪神淡路大震災が起こりました。
三連休明けの朝、テレビが普及して初めて日本が経験した大災害でした。
同時に、この震災は発生の瞬間から、その後の復興プロセスまで映像でつぶさに記録された、世界で初めての大災害でもありました。
災害現場のシーンはもとより、現在では踏み込むことができない避難所内で被災者がどんな暮らしをしているのか、どんな助け合いが行われたのか、どんなトラブルが起こったのか、被災者がどんな感情を持っていたのか、食料が足りなくなって怒号が飛び交う中でも、罹災証明の判定に不服を言う状況でも、朝日放送テレビのカメラは回り続けました。
2020年1月、朝日放送ホールディングスは、この映像を「激震の記録1995 取材映像アーカイブとして、webで公開しました。本書は、この中から357の映像を選び、QRコードにスマホをかざすことで見ることができるようにし、そこに当時の時代背景や現場の状況を文章で補足し、より深く理解できるようにしました。
阪神淡路大震災は、今後発生が危惧されている「首都直下地震」や「上町断層地震」、さらには、数多の大災害の前例になりえる災害です。
記憶が「風化」しても、この映像から阪神淡路で起こったことをつぶさに反省し、教訓を拾い上げておけば、次の災害においてもきっと活かせるはずです。【商品解説】
著者紹介
木戸 崇之
- 略歴
- 〈木戸崇之〉1972年京都市生まれ。朝日放送に入社、気象情報デスクなどを務める。「人と防災未来センター」リサーチフェロー。「電波の日」近畿総合通信局長表彰を受ける。
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語り継いでいかなければならない責務がある
2021/02/07 06:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ととも1Q69 - この投稿者のレビュー一覧を見る
各種メディアがリアルタイムで取りあげることとなった初めての大災害という視点は盲点であるとともに新鮮だった。QRコードを読み取れば、実際の映像が流れる(アーカイブに飛ぶ)というアイデアにも拍手を送りたい。自分自身、同じ兵庫県にいて、大きな揺れを体験しただけに、この本は圧倒的な説得力を帯びて心に刺さる。阪神淡路大震災の記憶を未来に語り継いでいかなければならない責務が我々にはあるのだということを改めて感じさせてくれる佳本であった。