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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/12/02
- 出版社: 夕書房
- サイズ:19cm/323p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-909179-06-7
紙の本
したてやのサーカス
千年先まで残る新しい表現の萌芽を求め実験を続けるサーカスグループ「仕立て屋のサーカス」。音、布、光がざわめき、すべてが溶け合う舞台は、いかにして生まれたか。インタビューと...
したてやのサーカス
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商品説明
千年先まで残る新しい表現の萌芽を求め実験を続けるサーカスグループ「仕立て屋のサーカス」。音、布、光がざわめき、すべてが溶け合う舞台は、いかにして生まれたか。インタビューと対談で舞台芸術集団の誕生と現在を紐解く。【「TRC MARC」の商品解説】
「これはひとつの、社会運動です」
——音楽家の一言に導かれ、私は「仕立て屋のサーカス」をめぐる旅に出た。
音、布、光がざわめき、すべてが溶け合う舞台は、いかにして生まれたか。
インタビューと対談で紐解く、舞台芸術集団の誕生と現在。
音楽家・曽我大穂とガンジー(CINEMA dub MONKS)、服飾家・スズキタカユキ(suzuki takayuki)らによる現代サーカスグループ「仕立て屋のサーカス」は、2014年の結成以来、1000年先まで残る舞台芸術の萌芽を求めて実験を続け、独自の世界観が国内外で喝采を浴びてきました。
本書では、演劇でもダンスでもライブでもなく、そのすべてでもある公演の秘密を探るべく、メンバーや関係者、さらには彼らの公演に魅了されてきたアーティストたちへのインタビューを敢行。
知られざるグループ誕生秘話や、メンバーそれぞれが「仕立て屋のサーカス」に込めた思い。そしてミロコマチコ、石川直樹、原田郁子、中嶋朋子、小金沢健人、青柳拓次、関根光才らの公演体験をとおし、「仕立て屋のサーカス」の多様な世界が立ち上がってきます。
総勢22名の語りから見えてきたのは、私たちを縛るあらゆるものから解き放つ、自由で風通しのよい「許された空間」でした。
これは、生きづらさを抱えたすべての人に贈る、自分自身の物語を生きるためのアイデアとエールが詰まったおはなし集です。【商品解説】
目次
- はじまり
- どこにも寄りかからず、すべてを含んだここにしかない景色 曽我大穂
- 精神性を感じる祝祭 石川直樹
- 許されている場所 ミロコマチコ×曽我大穂
- もっといいやり方を探している 原田郁子×曽我大穂
- 別世界へ飛べる装置 小金沢健人
- 野原に建てる自分たちの小屋 関根光才
収録作品一覧
どこにも寄りかからず、すべてを含んだここにしかない景色 | 曽我大穂 述 | 24−81 |
---|---|---|
精神性を感じる祝祭 | 石川直樹 述 | 82−86 |
許されている場所 | ミロコマチコ 述 | 87−108 |
著者紹介
曽我 大穂
- 略歴
- 編集者。1975年、茨城県生まれ。日本評論社、福音館書店を経て2017年、ひとり出版「夕書房」を設立。人文・芸術系の書籍を刊行しながら、フリーランスライターとしても活動している。
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