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商品説明
全財産を失い、右肺の3分の1も失った著者がたどり着いた「生身の人間の経済学」。自身の体験と、学術書や研究書の中にあらわれる贈与交換や、貨幣交換の知見を照らし合わせながら、お金や社会、モラルについて考える。【「TRC MARC」の商品解説】
めざすべきは、正円じゃなく、楕円。
もう1つの焦点をいかにしてつくるか?
全財産を失い、右肺の3分の1も失った著者がたどり着いた、新たな贈与論。
人は必ず病み、衰え、老い、死んで土に還る。でも、その可傷性・可死性ゆえに、生きている間だけ人は暖かい。平川君が構築しようとしているのは、壊れやすく、傷つきやすいけれど、それゆえ暖かい「生身の人間の経済学」である。――内田樹氏、推薦!
文無し生活、その日暮らし、タケノコ生活、自転車操業の日々となった。とほほである。
多くの人々は、そんな生活をしたいとは思わないだろう。しかし、やってみるとこれがなかなか時代に適合した生き方のようにも思えてくる。…そのために必要なものは何か。…その答えは本書をお読みいただきたいと思う。――「まえがき」より
『小商いのすすめ』から6年、『「消費」をやめる』から3年を経た、平川哲学の集大成。
【本の内容】
著者紹介
平川 克美
- 略歴
- 〈平川克美〉1950年東京都生まれ。早稲田大学理工学部機械工学科卒業。隣町珈琲店主。『ラジオデイズ』代表。立教大学客員教授。文筆家。著書に「路地裏の資本主義」など。
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