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商品説明
本作りのこと、取材先での体験、出会った人々、社内で起きた事件、家族…。ちいさな出版社の代表が、ちいさい組織で「おもしろい」をつづけるために手探りした5年間の記録。『ミシマ社サポーター新聞』に書き下ろしを加える。【「TRC MARC」の商品解説】
*** 5/12(金)リアル書店先行発売! ***
「ああ、これかも!」
ちいさな組織で「おもしろい」をつづけるために――
今、感じている「危機」をどうのり超えていけばよいのか?
ある出版社の代表がぼろぼろになりながら辿り着いた、「一般論」の向こう側。
5年にわたり書きつづけた自身のテキストを読み返し、
会社を運営する喜び、痛み、気づき、反省、実感…を赤裸々に綴る。
いまの時代を生きる、すべてのちいさな責任者へ。【商品解説】
著者紹介
三島 邦弘
- 略歴
- 〈三島邦弘〉京都生まれ。出版社2社で単行本の編集を経験したのち、株式会社ミシマ社を設立。書店と出版社をつなぐ「一冊!取引所」の代表も務める。著書に「計画と無計画のあいだ」など。
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紙の本
すがすがしい宣言に、心から声援をおくりたい
2023/09/04 09:27
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミシマ社さん、大好きな出版社だ。
京都生まれの三島邦弘さんが2006年に単身で設立。
「ちいさな総合出版社」として、ジャンルを問わず一冊入魂の本を刊行し続けている。
そうして、東京の自由が丘と京都の二拠点ある。
一時期、京都オフィスで週末だけ本屋さんをオープンしていたことがあり、
当時大学生だったムスメと出かけたことがある。
行きたくてたまらなかった場所だけに、うれしさがこみあげて仕方なかった。
和室を二部屋つなげたような店内には、手描きの本のタイトルがまるでお札のように
障子の鴨居にずらりと貼ってあり、それを見るだけでもうれしかった。
ここで、あのミシマ社の本!一冊入魂本が誕生しているのだ。
その畳の部屋であれこれ見ていると、女性社員に声をかけれ、
ムスメと私とその女性と三人で膝を突き合わせ、本の話をした。
内容はすっかり忘れてしまったが、あの楽しさだけはまだ覚えている。
この人たちが作っている本なのだ。
本からあのほとばしる熱量を感じるのは当然だ。
三島さん一人で始めたミシマ社、
あらゆるさまざまな形態を経て、今はスタッフも10人を超えた。
そのミシマ社さんの三島さんの本だから、大いに期待して読み始めた。
点数を増やそうと思ったことはなく、ただ「おもしろい」をベストのタイミングで形にする、
同時に、自分たちが食べていけるだけの点数を出していかないといけない、
という二つの「現実」の間で汗水流してきた
三島さんはこう言います。
おもしろいをベストのタイミングで!
ああ、これがミシマ社さんの魅力。
すぐにここの箇所に付箋を貼りましたとも!
「おもしろい」をちいさな組織や会社で続けるために、
三島さんは考え抜きます。
それこそタイミングよくいろんな出会いがありました。
まさに彼にとっては雷に打たれるような!
その個所を読みながら、私も大きく動揺しました。
三島さんがこれからのミシマ社の舵をどう切っていくのか。
あとがきにすがすがしく(私はこう感じました)宣言をされています。
ぜひ、読んでみてください。
私は心から大拍手、心からの声援をおくりたいと切に思いました。
「おもしろい」を伝えたたい!
それもベストのタイミングで!
「おもしろい」は人を元気にします
「おもしろい」はみんなを笑顔にします。
これからのミシマ社さん、
ますます楽しみです。
黄色い表紙、
文庫本サイズ!
どれもが私の好みドンピシャなんですよねぇ。
しかも、京都のおにぎり屋さん「青おにぎり」
この春あたりから心持っていかれている状態なので、
何というか、わくわくがとまりません。
青おにぎりさんの店内には「すべてはタイミング」という言葉がお札みたいに貼ってあるそうです。
私の中でいろいろ繋がって、一人喜んでる感じですなぁ。くくく。
紙の本
ミシマ社そのもの
2023/07/26 16:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:302 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミシマ社さんの本は作家・内容・装丁どれも好みのものが多い。インスタライブも面白かった。
なので今回この本も読んでみることに。
あとがきに、書店員から「サポーターさん向けのことばを集めたものなら商品にならないのではないか」と意見があったとあるが、そりゃそうだろうなぁと思う。
でも、過去に自分が書いたことを客観的に見直していて、その時その時で考えの方向性が変わっている所がそのまま書かれており、かっこつけずありのままを見せてくれているような、会社の雰囲気が伝わる内容だった。