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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/09/26
- 出版社: 文学通信
- サイズ:19cm/227p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-909658-86-9
読割 50
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商品説明
関ケ原合戦後の領地配分はどのように行われたのか。「二重公儀体制」とはいかなる体制なのか…。朝廷、交通、城郭、京都支配、大御所政治など、江戸幕府初期(特に家康の時代)の諸政策や諸問題を掘り下げる。【「TRC MARC」の商品解説】
江戸幕府が約260年もの長きにわたって安泰だったのは、家康が幕府草創期の慶長・元和期に基礎となる諸政策を実行したからだった。果たしてそれはどのようなものだったか。最新の研究成果で、江戸幕府草創期という死角を明らかにする、画期的な書。
本書は、慶長5年(1600)の関ヶ原合戦後から豊臣家が滅亡した慶長20年(1615)の間における、江戸幕府初期(特に家康の時代)の諸政策や諸問題を検討する。
関ヶ原合戦後の領知配分はどうやって行われたのか、「二重公儀体制」とはいかなる体制なのか、家康の対外政策はどんなものであったか。朝廷、交通、城郭、京都支配、大御所政治などを取り上げ、最新の研究成果でわかりやすく伝える。
革新者のイメージが強い織田信長や知恵者とされる豊臣秀吉に比べ、特に目立った印象がない家康、草創期の江戸幕府のイメージが本書により大きく変わります。
執筆は、渡邊大門、水野伍貴、小川 雄、花岡興史、神田裕理、鍋本由徳、曽根勇二、片山正彦、加藤 僚。
【各章でメインテーマとなっているのは、江戸幕府初期における政治史である。この時代の政治史については、すでに概説書などに書かれているが、世間の人々の関心は低い。むしろ、食文化、町人文化などの文化史が好まれる。しかし、江戸幕府が約二百六十年もの長きにわたって安泰だったのは、家康が幕府草創期の慶長・元和期に基礎となる諸政策を実行したからだった。その諸政策についても、近年の研究により改められた点が多い。わたしたちの家康や江戸幕府のイメージは、本書を通して大きく変わるはずである。】…はじめにより【商品解説】
目次
- はじめに…渡邊大門
- 江戸幕府草創期という死角/幕府を築きながら、なぜか印象が薄い家康/本書のテーマ・各章の概要/家康と江戸幕府のイメージを更新する
- [第1章]【なぜ合戦は避けられなかったのか】
- 関ヶ原の戦い―秀吉の「遺言体制」の否定と決戦への道のり …水野伍貴
- 秀吉の死と「遺言体制」/秀吉死後の権力闘争/「内府ちかひの条々」/正当性を奪われた家康の動き/諸大名の選択/決戦!関ヶ原/東軍の勝利/関ヶ原の戦いとは何だったのか
- [第2章]【戦後処理はいかにおこなわれたか】
- 関ヶ原合戦後における諸将の領知配分―加増・減封・改易の実態…渡邊大門
- 関ヶ原合戦後の戦後処理/東軍の勝利を前提とした約束/助かった西軍の諸大名/厳罰を科された西軍首謀者/そのほかの西軍諸将の扱い/領知配分の実際/口頭のみの領知宛行/領知宛行の実態/領知配分の難しさ/徳川一門・譜代への対応/豊臣秀頼の処遇/その後の展開
著者紹介
渡邊 大門
- 略歴
- 〈渡邊大門〉(株)歴史と文化の研究所代表取締役。専門は日本中近世史。著書に「豊臣五奉行と家康」「倭寇・人身売買・奴隷の戦国日本史」「関ケ原合戦全史」など。
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