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商品説明
文学のみならず、歴史・芸術・言語等の周辺分野からのアプローチも交じえ、軍記物語研究の現在と、今後を見据えた文学本来の課題を照らしだす論集。3は、太平記を取り上げる。【「TRC MARC」の商品解説】
執着と虚無の張りつめた軍記物語の世界へ。
文学のみならず、歴史・芸術・言語等の周辺分野からのアプローチも交じえた、最新の研究成果を提示。この20年のうちに大きく変化してきた軍記物語研究の現在と、今後を見据えた文学本来の課題を照らしだす。【商品解説】
目次
- まえがき●小秋元段
- 忠義の行方―楠木の「刀」―●井上泰至
- 「復古」国民国家のイデオロギーの象徴/なぜ『太平記』は江戸時代の〈歴史〉の典範なのか?/転生する「存念」―塩谷判官・楠木正成・赤穂義士―/「忠臣」から「尽忠報国の士」へ―幕末期の転移―
- 『太平記』諸本研究の軌跡と課題―一九九〇年代以降を中心に―●長坂成行
- はじめに/鈴木登美惠・長谷川端両氏の諸本研究/伝本の紹介、および公刊/神田本・永和本の再検討/乙類本研究の進展/天正本の増補記事をめぐって/その他の研究―結びにかえて―
- 『太平記』と武家―天正本と佐々木京極氏の関係を中心に―●和田琢磨
- はじめに/『太平記』の生成と武家権力/天正本と佐々木京極氏の関係/鈴木登美惠氏の説を見直す/守護大名からの圧力・要求はあったのか/おわりに
収録作品一覧
忠義の行方 | 井上泰至 著 | 3−17 |
---|---|---|
『太平記』諸本研究の軌跡と課題 | 長坂成行 著 | 18−33 |
『太平記』と武家 | 和田琢磨 著 | 34−49 |
著者紹介
松尾 葦江
- 略歴
- 〈松尾葦江〉1943年神奈川県生まれ。博士(文学)。専門は日本中世文学、特に軍記物語。著書に「軍記物語原論」「軍記物語論究」「平家物語論究」など。
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