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商品説明
戦争の時代、「忠君愛国」の精神を示すものと位置付けられた「萬葉集」。「萬葉集」と深くかかわり、知性と〈愛国〉の感情の間をそれぞれに揺れ動きながら生きた6人の文学者について、歴史的に検討する。【「TRC MARC」の商品解説】
当時〈文学〉には何が可能だったか。
可能でなかったのか。
与謝野晶子、齋藤瀏、半田良平、今井邦子、北園克衛、高木卓──6人の文学者たちの文学的営為を丹念に追跡。
文学にとって今、なにが問題か、『萬葉集』と戦争の親和性から考える。
戦争の連鎖を断ち切るために──われわれ自身の日常を問い直す。【商品解説】
目次
- 序章 〈戦争下の文学者たち〉というテーマ
- 戦争とは何か/近代社会と戦争/なぜ『萬葉集』か/「萬葉集の歌の洪水と氾濫」/知性と「愛国」の間で/六人の文学者たち
- 第1章 与謝野晶子──〈自由〉と〈愛国心〉
- 一 与謝野晶子の「愛国短歌」
- 『大東亜戦争 愛国詩歌集』の晶子の歌/二首の初出と評価/「愛国短歌」の問題
- 二 与謝野晶子と『萬葉集』
- 晶子の愛読書であった『萬葉集』/伝統主義論争/晶子の「伝統主義」批判/世界的人類的視野
- 三 「日支親善」の理想
- 「石井・ランシング協定」と晶子/晶子の〈中国〉へのまなざし/〈中国〉の資本家と「軍閥」への関心
著者紹介
小松 靖彦
- 略歴
- 〈小松靖彦〉1961年生まれ。青山学院大学教授。博士(文学)。「萬葉学史の研究」で上代文学会賞、全国大学国語国文学会賞、「万葉集と日本人」で古代歴史文化賞を受賞。
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