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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/11/07
- 出版社: エトセトラブックス
- サイズ:19cm/253p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-909910-01-1
読割 50
紙の本
痴漢とはなにか 被害と冤罪をめぐる社会学
著者 牧野 雅子 (著)
なぜ性犯罪がカルチャーとなり、どうして冤罪ばかりが語られるのか。戦後から現在までの雑誌や新聞記事を分析し、これまで痴漢がどう捉えられ、社会の意識がどうつくられてきたかを読...
痴漢とはなにか 被害と冤罪をめぐる社会学
痴漢とはなにか
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商品説明
なぜ性犯罪がカルチャーとなり、どうして冤罪ばかりが語られるのか。戦後から現在までの雑誌や新聞記事を分析し、これまで痴漢がどう捉えられ、社会の意識がどうつくられてきたかを読みとく。【「TRC MARC」の商品解説】
なぜ日本では「痴漢」という性犯罪が、こんなにも日常化しているのか? そして、「被害」の対で語られるべき「加害」ではなく、なぜ今「冤罪」ばかりが語られるのか? 戦後から現在までの雑誌や新聞記事を分析し、これまで痴漢がどう捉えられ、社会の意識がどうつくられてきたか読み解く、これまでなかった画期的な「痴漢」研究書。前提を共有し、これから解決策を考えていくために必読の一冊。
(主なトピック)
痴漢事件はどれくらい起こっているのか/夏は痴漢が増える、という思い込み/痴漢被害者に求められる「羞恥心」とは?/「痴漢は犯罪です」――は本当か?/女性専用車両は誰のために生まれたか/痴漢が娯楽になっていく過程/痴漢ブームは終わらない/たかが痴漢、されど痴漢冤罪の矛盾/痴漢=性依存というアプローチが注目される理由…etc.【商品解説】
目次
- 第1部 事件としての痴漢
- 1.痴漢事件はどのくらい起こっているのか
- 2.痴漢事件はどう捜査される
- 3.痴漢を取り締まる条例
- 第2部 痴漢の社会史〜痴漢はどう語られてきたのか
- 1.戦後から1960年代まで〜電車内痴漢という被害
- 2.1970年代〜悩まされる女性たち
- 3.1980年代〜文化と娯楽としての痴漢
- 4.1990年代〜痴漢ブームと取締り
著者紹介
牧野 雅子
- 略歴
- 〈牧野雅子〉1967年富山県生まれ。警察官として勤めたのち、京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(人間・環境学)。龍谷大学犯罪学研究センター博士研究員。
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