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商品説明
真の実在に至る道はどこにあるのか。自己の本質に出会えるのか−。仏教の長い歩みに蓄積された思考の方法と西洋出自の発想とを、近年の現象学や心の哲学の動向をも踏まえて擦り合わせる、インド仏教の認識論に関する入門書。【「TRC MARC」の商品解説】
ブッダのことばを検証し、さとりを吟味する。仏教とは本来、思索する宗教であった。仏教の長い歩みに蓄積された思考の方法と西洋出自の発想とを、近年の現象学や心の哲学の動向をも踏まえて擦り合わせる。
実体化された世界を解体し、真の実在に至る道はどこにあるのか、無我説のドグマを越えて、光り輝く自己の本質に出会えるのか、
日常知とさとりの知との交点を目指す比較思想の旅路……。
インド仏教の伝統から発掘され、今日に継承されるべきものとは。【商品解説】
目次
- 目 次
- 序 章 比較思想から見た仏教認識論
- 第一章 ダルマキールティと仏教認識論の伝統
- 第二章 仏教認識論の基礎──プラマーナとは何か
- 第三章 仏教認識論と所与の神話
- 第四章 知覚と存在──独自相管見
- 第五章 構想力と実体視
- 第六章 自己認識と主観性
- 終 章 信仰と理性の中道を目指して
著者紹介
護山 真也
- 略歴
- 〈護山真也〉1972年生まれ。ウィーン大学博士課程修了(Dr.Phil.)。専攻は仏教学、比較思想。信州大学人文学部教授。
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