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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1997.1
  • 出版社: 童話屋
  • サイズ:16cm/157p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-924684-91-0

紙の本

空をかついで

著者 石垣 りん (詩)

自分の住むところには 自分で表札を出すにかぎる−。自らの精神の自由さを気高くうたいあげる「表札」をはじめ、日常的な景色の切れはしから、人間が生きてゆくことを描き出す詩集。...

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空をかついで

税込 1,375 12pt

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商品説明

自分の住むところには 自分で表札を出すにかぎる−。自らの精神の自由さを気高くうたいあげる「表札」をはじめ、日常的な景色の切れはしから、人間が生きてゆくことを描き出す詩集。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

石垣 りん

略歴
〈石垣りん〉1920年東京都生まれ。高等小学校卒業後、日本興業銀行の事務見習いに。停年までつとめあげるかたわら、詩を書き続ける。著書に「やさしい言葉」など。

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評価内訳

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紙の本

「りん」は「凛」に通ず

2004/12/27 17:10

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ろこのすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る

詩人石垣りんさんの訃報を知った。

その詩は甘ったるい修飾語など無用。
生活に根ざした言葉の切っ先がまっすぐ詩の背骨を貫く。

くらし

食わずには生きてゆけない。
メシを/野菜を/肉を/空気を/
光を/水を/親を/きょうだいを/
師を/金もこころも
食わずには生きてこれなかった。
ふくれた腹をかかえ
口をぬぐえば
台所に散らばっている
にんじんのしっぽ
鳥の骨
父のはらわた
四十の日暮れ
私の目にはじめてあふれる獣の涙。

両親をはじめ家族の暮らしを支えてきた石垣さんは五十歳になって肩の荷をおろし、1DKマンションを購入して一人暮らしをはじめたとのこと。
「りん」という名は「凛」にも通ず。読む者の心と背筋をぴんとさせないではおれない言葉たち。

幻の花

庭に
今年の花が咲いた。

子供のとき、
季節は目の前に
ひとつしか展開しなかった。

今は見える。
去年の菊。
おととしの菊。
十年前の菊。

遠くから
まぼろしの花たちがあらわれ
今年の花を
連れ去ろうとしているのが見える。
ああこの菊も!
そして別れる
私もまた何かの手にひかれて。


ぴーんと背筋の通った言葉たちを私達に残し、「何かの手にひかれて」旅立たれた石垣りんさん。『詩が書きたくて書きたくて、そのわがままを通すからには人にたよらないで暮らしてゆく道をえらばねば』とその生涯を貫いた。生活という些末な断片を精神の在処(ありか)として丈たかく歌い上げたその心に打たれる。
安らかなる眠りを祈ります。

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2004/12/29 22:12

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2005/05/21 20:53

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2005/12/04 20:05

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2017/12/12 23:50

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