サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 4件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2018/06/06
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波ブックレット
  • サイズ:21cm/105p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-00-270984-0

紙の本

検証迷走する英語入試 スピーキング導入と民間委託 (岩波ブックレット)

著者 南風原朝和 (編)

2020年度実施の大学入試共通テストから導入される民間スピーキングテスト。拙速・強引な政策決定のプロセス、成績評価のあり方、高校教育や入試全体に及ぼす影響など、その危険性...

もっと見る

検証迷走する英語入試 スピーキング導入と民間委託 (岩波ブックレット)

税込 726 6pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

2020年度実施の大学入試共通テストから導入される民間スピーキングテスト。拙速・強引な政策決定のプロセス、成績評価のあり方、高校教育や入試全体に及ぼす影響など、その危険性を多角的に検証する。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

英語入試改革の現状と共通テストのゆくえ 南風原朝和 著 5−25
高校から見た英語入試改革の問題点 宮本久也 著 26−40
民間試験の何が問題なのか 羽藤由美 著 41−68

著者紹介

南風原朝和

略歴
〈南風原朝和〉1953年生まれ。東京大学高大接続研究開発センター長、大学院教育学研究科教授。日本テスト学会副理事長。専門は心理統計学、テスト理論。著書に「心理統計学の基礎」など。

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー4件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

土壇場で延期が決まった民間試験導入、本当の問題は何なのかを専門家が解説

2019/11/19 02:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あられ - この投稿者のレビュー一覧を見る

2019年11月1日に導入延期が発表された、大学入試の英語民間試験。2020年度(21年春の入学者の受ける試験)からの実施を当面(4年間)延期するという判断を決定的にしたのは、直接的には「格差」を正当化する文部科学大臣の発言(失言)でしたが、実はこの民間試験導入という「改革」には、ずっと以前から、英語・英語教育の専門家の多くが異を唱えていました。本書は民間試験導入の何がどう問題なのかを、5人の専門家が、それぞれの持ち場から解説した小論集です。

端的にまとめれば、導入されることになっていた試験は学科試験としてどうなのか、また大学入学試験としてどうなのかといったことが、丁寧に検討された一冊です。結論としては、平易な言葉でいえば「新制度はとても使えるような代物ではない」ということになるかと思います。

「日本人は英語をしゃべれるようになる必要があるので、この入試改革はよいことだ」と信じている人々の間でときどき見られる誤解ですが、この「改革」に反対している人々は、「4技能」に反対しているわけではありません(例えば「英語はしゃべれなくても問題ない」と考えている人はいません)。そうではなく、「4技能の能力を測定する」と標榜しているはずの試験が、到底そんなことはできないような代物であることを指摘しているのです。自動運転車だといって市場に投入されたものが、自動運転どころかまっすぐな道路をまっすぐに進むこともろくにできないようなものだったら、誰でも批判するでしょう。英語入試で起きているのは、そういうことなのです。「自動運転なんて危険だ」ということではありません。

11月1日に延期決定となったあと、週刊文春、週刊新潮、アエラと雑誌媒体で次々と新聞報道以上に中身の濃い報道がなされましたが、現在、それらを読んでからこのブックレットを読み返すと、点と点が結ばれるようです。

編者の南風原朝和さんは文科省の会議に専門家として参加して見てきたこの数年の紆余曲折(突然英語試験の取り扱いが一変するなどしてきたこと)を解説し、続く第2章で都立高校の校長である宮本久也さんが今の高校ではどういうふうに英語を教えているかという点から今回の「改革」の問題点を指摘しています(「改革」推進論者の多くが、20年も30年も前の学校英語をイメージして「だからダメなんだ」と言っていることと照らし合わせて読むべきでしょう)。

第3章は京都工芸繊維大学教授で英語試験の開発などをしてこられた羽藤由美さんが、対象も目的も異なるいくつもの民間試験にひとつの基準を当てはめることの無理さかげんを丁寧に解説し、第4章では東京大学大学院教授で英文学者の阿部公彦さんが英語が「しゃべれる」ということが過大評価されていることの問題点を、平易でわかりやすい言葉で論じています。最後の第5章では東北大名誉教授の荒井克弘さんが専門家として長年関わってきた文科省の「高大接続」について、具体例を多く盛り込んで説明しています。

この本を通じて、問題は1人の大臣の失言ではないということがよくわかります。このまま「延期」ではなく「中止」という結論に至ってもらいたいと、心から思います。「変えるべきことを変えないのは、テストを受ける側の利益に反する」(羽藤さん、本書54ページ)のです。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2018/07/21 09:11

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2020/04/10 12:49

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/09/17 17:05

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。