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紙の本
ファンタジーと言葉 (岩波現代文庫 文芸)
著者 アーシュラ・K.ル=グウィン (著),青木 由紀子 (訳)
『ゲド戦記』シリーズの作者が、鋭い言語感覚とウィットに富んだ文章で、ファンタジーを紡ぐ想像力や言葉、さらに生い立ちや子どもの頃の思い出、愛読書などについて自由に、軽やかに...
ファンタジーと言葉 (岩波現代文庫 文芸)
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商品説明
『ゲド戦記』シリーズの作者が、鋭い言語感覚とウィットに富んだ文章で、ファンタジーを紡ぐ想像力や言葉、さらに生い立ちや子どもの頃の思い出、愛読書などについて自由に、軽やかに語る。ル=グウィン文学の神髄がたっぷり詰まったエッセイ集。巻末におもな邦訳作品のリストを付す。【「BOOK」データベースの商品解説】
「ゲド戦記」の作者ル=グウィンが、鋭い言語感覚とウィットに富んだ文章で、ファンタジーを紡ぐ想像力や言葉、さらに生い立ちや子どもの頃の思い出、愛読書などについて自由に、軽やかに語る。おもな邦訳作品のリスト付き。〔2006年刊から2つのエッセイを割愛し、訳を大幅に改訂〕【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
The wave in the mind
2019/05/20 01:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:色鳥鳥 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最新エッセイ「いまファンタジーにできること」と一部重複。ヴァージニア・ウルフの言葉である原タイトル『The wave in the mind 』の意味は小説を作り出すリズムのこと。それがなければアイデアがあふれていても書けない、という。
前提──あらゆる人が私そっくりで、私たちはみな同じような考え方をする。
論理的帰結──私のような考え方をしない人はどうでも良い。
こうした考え方を徹底的に批判している。
私たち、とは白人系アメリカ人のこと。主にキリスト教信者のこと。そして男性であること。「他者」を想像することのない文章に、よほどウンザリしているらしい。
とは言えご自身の中にも偏見があると認めている。どうしたって他のジャンルよりファンタジーが大好きであると。
紙の本
SFやファンタジーの巨匠が語るエッセイです!
2019/02/18 19:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、SFやファンタジーで数々の人気作品を世に送り出している作者が、ファンタジーというものについて鋭く言語感覚とウィットに富んだ文章で解説した傑作です。なかなか内容的に興味深く、作者のファンタジー世界が垣間見られます。ぜひ、多くの方々に読んでいただきたい一冊です。