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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2019/02/07
  • 出版社: 朝日新聞出版
  • サイズ:20cm/305p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-02-251591-9

紙の本

あちらにいる鬼

著者 井上荒野 (著)

小説家の父、美しい母、そして瀬戸内寂聴をモデルに、〈書くこと〉と情愛によって貫かれた3人の〈特別な関係〉を長女である著者が描き切る問題作。『小説トリッパー』掲載を単行本化...

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あちらにいる鬼

税込 1,760 16pt

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商品説明

小説家の父、美しい母、そして瀬戸内寂聴をモデルに、〈書くこと〉と情愛によって貫かれた3人の〈特別な関係〉を長女である著者が描き切る問題作。『小説トリッパー』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

【文学/日本文学小説】人気作家・みはるは講演旅行を機に作家・白木と男女の関係になる。一方、白木の妻・笙子は夫の淫行を黙認、平穏な生活を送っていた。だが、みはるにとって白木は情交だけに終わらず、〈書くこと〉を通じてかけがえのない存在となる。父と母、瀬戸内寂聴をモデルに3人の〈特別な関係〉に迫る問題作。【商品解説】

瀬戸内寂聴さん推薦
モデルに書かれた私が読み 傑作だと、感動した名作!!

作者の父井上光晴と、私の不倫が始まった時、作者は五歳だった。五歳の娘が将来小説家になることを信じて疑わなかった亡き父の魂は、この小説の誕生を誰よりも深い喜びを持って迎えたことだろう。作者の母も父に劣らない文学的才能の持主だった。作者の未来は、いっそうの輝きにみちている。百も千もおめでとう。--瀬戸内寂聴

人気作家の長内みはるは、講演旅行をきっかけに戦後派を代表する作家・白木篤郎と男女の関係になる。
一方、白木の妻である笙子は、夫の手あたり次第とも言える女性との淫行を黙認、夫婦として平穏な生活を保っていた。
だが、みはるにとって白木は肉体の関係だけに終わらず、〈書くこと〉による繋がりを深めることで、かけがえのない存在となっていく。
二人のあいだを行き来する白木だが、度を越した女性との交わりは止まることがない。
白木=鬼を通じて響き合う二人は、どこにたどりつくのか――。

父・井上光晴と母、そして瀬戸内寂聴の〈特別な関係〉に、はじめて光をあてた正真正銘の問題作にして、満を持して放つ著者の最高傑作!【本の内容】

著者紹介

井上荒野

略歴
〈井上荒野〉1961年生まれ。「切羽へ」で直木賞、「赤へ」で柴田錬三郎賞、「その話は今日はやめておきましょう」で織田作之助賞受賞。

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みんなのレビュー101件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

自分の力でどうすることもできないものを「業」と呼ぶならば、その中で生き抜いていく人たちの心が強く伝わってくる力作。

2021/12/31 07:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

2021年11月9日。
作家の瀬戸内寂聴さんが逝去された。
享年99歳。

多くのメディアでその訃報が伝えられたなか、最も興味が引かれたのが作家の井上荒野によるものだった。

人気作家だった寂聴さんは51歳で出家。
その当時男女の仲にあった作家の娘がこの本の著者その人だ。

物語は、作家の長内みはると、その不倫相手である白木篤郎の妻・笙子の視点から交互に描かれていく。

「何かあって白木を好きになったわけではなかった。理由などないのだ。雷に打たれたようなものだとわたしは思った。結局、あの徳島の講演会の日の朝に、わたしめがけて白木が落ちてきたのだ」(みはる P75)

男女の関係を解消するために、出家を決めたみはる。

その場に行かなくて良いのかと、妻の笙子は篤郎に告げる。

そして、男女の中ではなくなった篤郎と寂光となったみはるの友人としての付き合いは続いていく。

「そんな男を、どうして彼女は愛してしまったのだろう。眠りに落ちながら、私はまだ考えている。愛が、人に正しいことだけをさせるものであればいいのに。それとも自分ではどうしようもなく間違った道を歩くしかなくなったとき、私たちは愛という言葉を持ち出すのか」(笙子 P102)

書き続けることで、自分を探し続けた寂光。

書くことを拒むことで、自分が明らかになることを拒んだ笙子。


「作者の父井上光晴と、私の不倫が始まった時、作者は五歳だった」

「モデルに書かれた私が読み傑作だと、感動した名作」

この本のモデルとなった寂聴さんが、帯に絶賛のコメントを寄せている。

自分の力でどうすることもできないものを「業」と呼ぶならば、その中で生き抜いていく人たちの心が強く伝わってくる力作。

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紙の本

寂聴さんを偲ぶ

2021/11/23 07:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る

実際のモデルがはっきりしているので実名で書くと、井上光晴とその妻、そして愛人の寂聴の三人の視点で語られるフィクション。
筆を取ったのは光晴の長女荒野。
小説家は特定の人物を描く時、こうだと思って書くが、書いたことによって分からなくなり、さらに書き続けなければならなくなる。それほど人間の心の奥底は分からない。
光晴を愛したことから決別するために出家した寂聴。
光晴の墓を寂聴に誘われて建てた妻。
妻も同じ墓に入ることを望む。
寂聴と親交がある荒野。
人間の奥深い物語を書き切った荒野には三人と共に生きてきた足跡が存在する。
光晴が亡くなって抜け殻のようになってしまった妻の姿が、なんとも裏淋しいと感じる。

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紙の本

読後の余韻に浸る

2022/07/29 15:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:カレイの煮付 - この投稿者のレビュー一覧を見る

白木篤郎は、どうして、そんなにもてる人なのだろうか。憎めない人柄だからなのだろうか。周囲で、このような人を見たことは無い。

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紙の本

一番凄い人は?!

2020/05/24 09:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

娘が両親と父の愛人の三角関係を描く。
ドロドロした時代を乗り越え、三人で食事をしたり、お墓も愛人の薦めるところに作ったり、その娘のお祝いに愛人が駆けつけたりと、単なる不倫物語という物だけでもないような不思議な感覚。

三人の中で一番肝の座っていた人というのは、結局は妻ではなかったかと、卓越したすごみを感じた。

又それを淡々と描く娘である著者も流石あの妻の子!凄いと思った。

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2019/03/15 12:36

投稿元:ブクログ

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2019/03/15 16:47

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2020/01/10 16:43

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2019/05/20 06:40

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2019/07/07 21:17

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2019/04/20 22:51

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2019/03/18 02:14

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2019/03/20 20:51

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2022/04/03 14:08

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2019/04/22 03:53

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2019/04/28 17:29

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