「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
院内カフェ (朝日文庫)
著者 中島たい子 (著)
どこか不安な私たちは、あのカフェで、病院の傍らにいることで、癒されている−。総合病院のカフェを舞台に、ふた組の中年夫婦の心と身体と病を描いた長編小説。【「TRC MARC...
院内カフェ (朝日文庫)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
どこか不安な私たちは、あのカフェで、病院の傍らにいることで、癒されている−。総合病院のカフェを舞台に、ふた組の中年夫婦の心と身体と病を描いた長編小説。【「TRC MARC」の商品解説】
『漢方小説』から14年。
新たな舞台は病院のカフェ。
人々にそっと寄り添う空間で、
醸し出される温かさが通奏低音ように流れる傑作。
総合病院のロビーにあるカフェ。
「ここのコーヒーはカラダにいい」と繰り返す男や
白衣のコートを着る医師は常連客だ。
土日だけこの店でアルバイトをする主婦の亮子は、
鳴かず飛ばずだけれど小説も書いている。
自然酵母のパン職人の夫との間には子どもができない。
子どもは望むけれど、がむしゃらに治療する気にはなれない。
不妊は病気なんだろうか。
実家の親の面倒で他人の世話をし続ける朝子は、
介護人生に疲れ切っている。
ついに夫の孝昭も難病に見舞われた。
不満も満足も口にしないでわだかまりをかかえた中年夫婦。
「院内カフェ」に集う、
人生の困難が否応なくおしよせる、
ふた組の中年夫婦のこころと身体と病をえがく長編小説。
【文庫版解説より】
病院のカフェは優しい。
病人やわたしのような年に一回の患者、
見舞い客もやってきて
「お互い大変ですね」といった会話はなくとも、
知らない相手を自然と労るような空気が流れている。
――中江有里【本の内容】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む