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「いい話」だけじゃ子どもは大きくなれないってこと?
2005/07/02 21:34
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Yumikoit - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんつーのか。哀しいストーリィだな。救いがない。
頑張って頑張って働いて、老朽化が進んでいるブルドーザ。
もう使い物にならない、と工事会社の車庫の片隅に放っておかれたが、久しぶりに工事現場に借り出されることになった。
パワーももうあまり出ないけど、頑張って働く。
新興の団地の基礎工事も終わったのに、なぜか1台残されて後始末の作業をするブルドーザ。
そして、なぜかそこで捨て置かれる…。
工事会社はなぜこのブルドーザを正規の方法で廃棄しなかったのか。
それにかかるコスト、廃棄にかかる労力の問題。手続。
理由は色々あるだろうし、現実に見る光景だがそれを子どもの絵本であからさまに描くのはどんなもんだろう。
何故、このブルドーザは捨て置かれなければならなかったのか。
子どもが現実に捨て置かれたブルドーザを見たら、これを読めということなのだろうか。
捨て置かれたブルドーザの哀しみを描くなら、そのオトナの事情も説明しなければおかしいではないか。
子どもだって一人の人間だから、世の中の不条理や色々な社会の出来事の裏側にある事情も少しずつ学んでいく。子どもだからといってそれらのことを知らなくていい訳はない。いつかは社会に出て行くのだ。
口当たりのいい、夢物語のようなおとぎ話ばかりでは納得できることばかりじゃない。
─ でもさ。親が読んでやるときはやっぱり「イイ話」を読んでやりたいじゃないですか。
ラストシーンの山百合の花が痛いよ。
>>>飼主日記-Yumikoit!?