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  • カテゴリ:幼児
  • 発売日:1987/10/01
  • 出版社: 偕成社
  • サイズ:30cm/24p
  • 利用対象:幼児
  • ISBN:4-03-327340-9
絵本

ことりをすきになった山

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紙の本
セット商品

エリック・カールの絵本 Aセット 12巻セット

  • 税込価格:19,030173pt
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みんなのレビュー36件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (21件)
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  • 星 1 (0件)

紙の本

不変と思うものを変えてしまうような出会いは確かにある。

2009/11/25 23:45

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

あれはてた野原にぽつんとそびえていた岩だらけの山には、
草も木も一本も生えていなかったので、
けものの鳥も虫もまったく住めなかった。

山肌に直に降りかかるのは、雨や雪だけだから、
その冷たさしか山は知らなかった。

山は太陽に照らされ、風に吹かれ、流れる雲の様を見守り、
空ばかり眺めて暮らしてきた。

このときの山は、自分が孤独だとか寂しいとか、
そんなことは少しも思っていなかったに違いない。

なぜなら、こういう日々が当たり前だったから。

でも、あるとき、一羽の小鳥がやってきた。

  山は、ことりの ちいさなつめに やさしくつかまれるのを かんじ、

  ことりがうずくまると、はねにおおわれた からだのやわらかさに びっくりした。

山は、自分に触れた新たなる存在に驚き、わくわくした。

山は、非常に触覚的に物を感じる存在である。

小鳥に話しかけるより前に、感覚が小鳥の存在を感じている。

この瞬間から、山は変容をはじめたといってもよいだろう。

小鳥は、ジョイと名乗った。

毎年春になると、巣をつくり、
ひなを育てる場所を探して旅に出るのだという。

ここで休んだら、また出かけるのだと。

山は小鳥に出会ってしまったばかりに、孤独を知ってしまう。

「おまえのようなものに あったのは、はじめてだ。
どうしても いって しまうのかい?
ここに いてもらうわけには いかないかね」。

でも、ジョイは、食べ物や水がなくては生きていけないから、
何もないここにはいられないという。

「それじゃ かならず、また きておくれ」と
山は、心をこめて頼み、
それが今度はジョイの気持ちを動かすことになる。

またきてほしいなんていう山ははじめてだったから・・・。

ジョイは、春になって旅に出たら必ずここに立ち寄ることを約束する。

山はいつまでも長生きできるけれど、
小鳥はここに立ち寄るとしても2、3回のこと。

ジョイは、自分の娘に同じ名前をつけ、
山への道を教え、春ごとに歌を聞かせるように言い残すという。

その娘も、その娘もジョイと名付けて、ここにくるようにすれば、
山は何年経っても春になればジョイの歌声を聴くことができるのだと。

山は嬉しくて、寂しくて。

毎年このやり取りが繰り返された。

「なんとか ここに いてもらえないかね?」

「それは むりだわ。でも、らい年の春も かならず まいります」

山はジョイを待ち焦がれ、
そして、それだけ、見送るのがつらくてたまらなくなっていった。

とうとう百回目の春が来て・・・・。

山のある変容をきっかけとし、
ここから山と小鳥の毎年の春の営みは、違ったものになっていく。

最後の見開きの一つ前。

ジョイが最も大きく描かれているページで、
ジョイが高らかに告げるその言葉を、山はどんな思いで聞いただろう。

本書は、文字が多い方の絵本になるだろう。

でも、これ以上、足すところも削るところもないような気がする。

翻訳である日本語を読んで、きれいだと思った。

きっと原文も流れるように歌っているのだと思う。

文を書いたアリス・マクラーレンは、
文化人類学者としてアンデス山地の実地調査をして、
博士号を取得したのだという。

彼女が山を、鳥を、自然を、
どれほど眺め、心を添わせ、愛してきたかが、
言葉を通して確かに伝わってくる。

自分で読めるようなる前の小さいお子さんでも、
読んであげると、すぐにストーリーが理解できるのではないかと思う。

ストーリーは、複雑なものではなくて、静かに心に染み入るようなものだから。

言葉ごと感じてほしいのだが、
最初は、聞いたお話を心に思いながら、
ゆっくりゆっくり絵を眺めることからはじめるのでよいのだと思う。

きっと飽かずに眺めるに違いない。

エリック・カールの絵を眺めていると、
山が、小鳥が、変わっていく自然が、語りかけてくるから。

最後の見開きは、絵のみである。

このページまでは、たくさんたくさん綴られていた言葉が、
ここでふっとなくなる。

私は、ただただ食い入るように絵を見てしまった。

文字を読んでいると、黙読であっても、
音読と同じ状態で自然と息を吐いていたことに、
ここで気づいたのだった。

ここで思いっきり、息を吸ったまま、しばらく息を飲んでしまったから。

代わりに出たものは、涙だった。

不変と思うものを変えてしまうような出会いは確かにあるのだ。

何年も何百年も何代もかけても、
変わらない思い、つながっていく思い、深い思いは、
変わらないと思うものさえも、変えてしまう。

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紙の本

スケールの大きな感動の物語

2002/07/15 20:10

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る

あれはてた野原で、生き物がすめない場所で、岩だらけの山は寂しく暮らしていました。
そこへことりのジョイが、遠い島から飛んできてとまります。
よろこぶ山。でも、ジョイはここでは暮らせないので、すぐに飛んでゆきます。来年も必ず来ると約束をして。
とりの命は山に比べるとずっと短いので、ジョイは、自分の子供にもジョイと名のらせて、ずっと山をたずねさせてくれます。
でも、山は、ジョイを見送るのがつらかったのです。
そして、哀しさのあまり、とうとう山が涙を流すのです。

長い長い時間をかけて、あれ野がみどりに染まってゆく、スケールの大きな話が、エリックさんのあざやかで力強い、印象的な絵とともに、胸の奥にせまります。
山のジョイを恋しがる心と、ジョイのやさしさが、世界をも変えてしまうすばらしさに感動します。

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紙の本

引き継がれる命

2016/04/23 20:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:honyomi - この投稿者のレビュー一覧を見る

心を持つ山が鳥をすきになり、
ずっといて欲しいと懇願しますが、
その山は何もない山なので、
ずっとここにいるわけにはいかないと言われます。
その鳥はジョイというのですが、
子どもにもジョイと名付けて、
毎年訪れます。
その度に種を運び、
やがて何もなかった山は緑豊かな場所へ。
長い年月引き継がれた命の友情のお話です。

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紙の本

絵がすべてを物語る

2016/02/16 21:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:がんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

長い時間を経てかわっていく山のさまが力強い絵から伝わってくる。岩だらけの荒涼とした山から小鳥との出会いをきっかけに何年も何十年もかけて何代もの小鳥に受け継がれた思いがついに結実していく様子は静かだけれど感動的です。子供より大人の方がより深く感じることがあるのでは。

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紙の本

よかった

2017/05/03 12:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る

読んでよかったなと思える絵本です。図書館で予約がたくさんついていて気になって購入しましたが購入してよかったです。

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紙の本

せつない

2015/10/23 15:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る

大人に読んでほしいせつない絵本です。個人的にはしっかれと小説にして読んでみたいと思いました。絵本だと思わず読んでほしい。

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2006/01/10 15:54

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2007/02/12 02:30

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2008/04/08 05:37

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2009/09/02 21:21

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2010/01/17 16:05

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