「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:幼児
- 発行年月:2010.11
- 出版社: 偕成社
- サイズ:26cm/32p
- 利用対象:幼児
- ISBN:978-4-03-331910-0
紙の本
もりのおくのおちゃかいへ
著者 みやこし あきこ (著)
ひみつのお茶会。わたし、おばあちゃんのいえにケーキをとどけにいくところなんです。おつかいのとちゅうでキッコちゃんがまよいこんだのは—?4歳から。【「BOOK」データベース...
もりのおくのおちゃかいへ
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:12,100円(110pt)
- 発送可能日:購入できません
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
ひみつのお茶会。わたし、おばあちゃんのいえにケーキをとどけにいくところなんです。おつかいのとちゅうでキッコちゃんがまよいこんだのは—?4歳から。【「BOOK」データベースの商品解説】
【日本絵本賞大賞(第17回)】おばあちゃんの家にケーキを届けに行く途中で、キッコちゃんがまよいこんだ不思議な館。そこでは、おめかしした動物たちがすてきなお茶会を開いていて…。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
みやこし あきこ
- 略歴
- 〈みやこしあきこ〉1982年埼玉県生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。フリーのイラストレーターとして活動。ニッサン童話と絵本のグランプリで優秀賞を受賞。絵本に「たいふうがくる」がある。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
著者/著名人のレビュー
この絵本は、とびっき...
ジュンク堂
この絵本は、とびっきりの冬の贈りもの。
雪がふんわりとつもった朝に、キッコちゃんのお父さんは森の向こうの
おばあちゃんの家に雪かきに行きます。
でも、あれれ?おみやげのケーキを持っていくはずだったのに、
お父さんは忘れてしまったみたい。
キッコちゃんはケーキを手に、一生懸命お父さんを追いかけます。
1色だけで雪の質感を描ききるこの冒頭に、まず惹き込まれます。
途中でキッコちゃんは、転んでケーキの箱をつぶしてしまいます。
悲しくなるけれどもがんばって立ち上がって歩き出すと、不思議な
おうちに出会います。その中にいるのは―
モノクロを基調にして、赤と黄色が効果的に差されます。それは
キッコちゃんの心と呼応しています。こわい気持ちはモノクロで、
楽しくなると色がふわっと増えてくる。あとから登場する、森の
中の動物たちの表情も、なんて野生を残して生き生きとしている
ことでしょうか!
すみずみまで書き込まれる「おちゃかい」の様子は、見飽きる事が
無いほどのゆたかさ。
色とりどりのケーキとお茶会、しあわせな赤い色がクリスマスの
プレゼントにぴったりの1冊です。
(新宿店児童書担当 兼森)
書店員レビュー
おつかいに行く途中の...
ジュンク堂書店京都BAL店さん
おつかいに行く途中の女の子キッコちゃんは、ひょんなことから森の動物たちのお茶会に参加することに。。
モノトーンで描かれた絵に部分的に挿し込まれた赤や黄色の配色が素敵です。
京都BAL店児童書担当
動物たちのお茶会に迷...
ジュンク堂書店広島駅前店さん
動物たちのお茶会に迷い込んでしまった主人公のキッコちゃん。
不思議な状況ですが、優しい動物たちとの触れ合いに、読んでいて心がとてもあたたまります。
ストーリーはもちろん、雰囲気のある絵にも惹き付けられます。
主に使われている色は白と黒ですが、
雪道の寒さや、室内の暖かさ、主人公や動物たちの呼吸の音まで伝わってくるような素敵な絵です。
ますます寒くなってきた、今の季節にぴったりの一冊です。
広島駅前店 児童書担当
紙の本
不思議で素敵な絵本です
2021/10/25 19:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こやまん - この投稿者のレビュー一覧を見る
赤以外はモノトーンで描かれているものの、動物たちのいきいきとした表情や姿が素敵に表現されていて、なんとも言えない不思議な世界が広がっています。大人も楽しめるクオリティの高い絵本だと思います。こんな上品な面白さのある絵本は近年少ないので、うれしいです。
紙の本
かわいく どきりとするタッチで
2015/08/08 01:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:本すき - この投稿者のレビュー一覧を見る
すこし どきりとするページの後 音楽が一気に鳴り出すようなページ、美味しそうな描写、子供にみせたら 止まってました。
最後には にっこりして よかったあって。
紙の本
モノクロームに赤と黄色が映える
2020/06/15 07:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:クーニー - この投稿者のレビュー一覧を見る
静謐な冬景色を、たぶん木炭で表現。そこに色数を抑えて、特に、少女とお話の鍵となるケーキを主に彩色。
お父さんが入っていった見知らぬ建物は、ん?もしや愛人宅?動物たちに凝視される場面では、もしや少女は喰われるのでは?と何やら邪推してしまう自分を発見。これ、子供向けの絵本でしたね。素直にお話と絵にまかせるように読まないとなあ。
動物の毛流れも丁寧に表現している。でも人物の表情が少し淋しく乏しい。どうしてだろう?少女が主人公かのように思えるけれど、本当は動物たち視点のお話なのかもしれない。
ケーキの種類とサイズが、まちまちなのが可愛い。動物の邸宅に飾られている絵画モチーフが動物なのもポイント。
かんじを つかわずに かつ よみやすいのは ことばを うまく くぎって すぺーすを いれているから なのですね。 そうやって こどもは ぼごを すこしずつ かくとくして ゆくのでしょう。
紙の本
やさしい風合いの絵と不思議な味わいのストーリー
2016/11/23 09:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
忘れ物をしたお父さんを追って出かけた女の子が、森の中で動物のお茶会に迷いこむ…という設定の、いい意味でオーソドックスな、いかにも絵本らしい絵本。
絵のタッチは全体的にやわらか、動物たちを始めほとんどの部分はモノクロで描かれるが、女の子の帽子の赤や髪の毛の黄色など、わずかに着色されている部分があって、それが効いている。
お茶会の部屋で、動物たちの顔がいっぺんに女の子に向けられる場面が、まるで直接動物たちの視線を感じるような新鮮な印象に満ちていた。終わり方も余韻を残す、いいものだった。