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  • カテゴリ:小学生
  • 発売日:1988/01/01
  • 出版社: 偕成社
  • サイズ:25cm/1冊
  • 利用対象:小学生
  • ISBN:4-03-438050-0
絵本

紙の本

わたしのいもうと (新編・絵本平和のために)

著者 松谷 みよ子 (文),味戸 ケイコ (絵)

わたしのいもうと (新編・絵本平和のために)

税込 1,320 12pt

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みんなのレビュー81件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

人を傷つけるのはたやすいが、傷ついた心を癒すのはとても難しい。そのことを少しでも子供たちに分かって欲しい。

2005/12/24 20:25

22人中、22人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:チャミ - この投稿者のレビュー一覧を見る

松谷みよ子さんの絵本らしくない、どこか陰鬱なイメージのする表紙。でも、何故か惹かれて読んでみた。
いじめをテーマに描かれたこの作品は、松谷みよ子さんへ寄せられた一通の手紙をもとに作られたそうです。
あまりにも可哀相で衝撃的な内容に、読後もしばらく涙が止まりませんでした。
小学校4年生の時に転校した学校でいじめにあったいもうと。
「くさい」「ぶた」と言われ、「汚い」と避けられ、誰からも口を聞いてもらえず、遠足もひとりぼっち。
食事ができなくなり、病院で目にしたのは、いもうとの体に無数にあるつねられたあざ。
衰弱しつつあるいもうとの口にスープを運び、抱きしめ、添い寝し、精一杯の愛を注ぐ母親。
やがて、いじめた子は中学生になり、高校生に。
でも、いもうとの時は止まったまま。心を閉ざしたまま。
そして、ある日、ひっそりと死んでしまいます。
最後に残された手紙には
「わたしをいじめたひとたちは
もうわたしを
わすれてしまったでしょうね
あそびたかったのに
べんきょうしたかったのに」
絵本では、最後までいもうとの顔は描かれていません。
ただ、転校前のシーンでは野原で遊ぶ明るい少女の姿があるものの、その後は後ろ姿やうつむいた姿勢だけ。
それが、いっそう、いもうとの心の闇を浮かび上がらせ、どれほど傷ついているのか手に取るように読者に伝わってきます。
いじめている人にとっては遊びやすぐに忘れてしまうことでも、本人にとっては命にかかわる問題になっていることもあります。
また、この作品では母親や姉の深い愛情と哀しみもにじみ出ています。
いじめを受けた本人だけでなく、いかに家族が苦しむか…。
「いじめ」とは家族をも巻き込むことを忘れてはいけません。
また、現在、子を持つ母である私は、このいもうとの母親が必死にいもうとに愛を注ぐシーンにこみ上げるものがありました。
自信を失い、心を閉ざしてしまった幼い子を救えるのは、母の愛情かもしれないですね。子宮に戻してあげるほどの深い愛でなければ、傷ついた子は救えないかもしれません。
それでも、死を選んでしまったいもうと。
残された母親のやりきれなさと悲哀が胸をうちます。
私なら、我が子を救えるだろうか。
いや、なんとしても救いたい。
そして、そんな悲しい思いをさせたくないし、誰かを傷つけさせることは決してあってはならない、と思いました。
この本は、子供だけでなく、大人にも読んで欲しい絵本です。

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紙の本

小学生低学年向けとありますが、それだけではもったいない

2004/11/27 09:15

16人中、16人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書が生まれたきっかけは、童話作家・松谷みよ子氏のもとへ寄せられたある一通の書簡でした。それは、小学生の時の転校を契機にいじめの標的とされてしまった妹について、ある女性が綴った想い出でした。

 反戦を静かに語る「平和のために」という大きなテーマ設定の絵本シリーズにこのいじめの物語が含まれた理由は、「差別こそが戦争への道を切り拓く」という思いがあったから、とあります。いじめとはまさに差別のもっとも原初的な現れですが、実際にそうした視点でいじめの問題を見つめている人が決して十分に多くはないことを、今更ながらに指摘しているのが本書の重要な点です。

 妹に対して、自室にこもってしまうほどに苛虐の手を加えていた子供たちが、加害者としての自覚もないまま当たり前のようにして中学生、高校生となっていく。自分たちが生きていたことが、他の誰かの人生を大きく左右してしまうということの深刻さには思いが至らないのです。

 この子らに決定的に欠けているのは、「想像力」です。自分以外の誰かの心は見ることができないからこそ、その「目に見えないものに思いを馳せる力」が人間には求められます。犬や猫にはおそらく備わっていない、人間にだけ許されているはずのこの「想像力」が欠落した人間が、いかに容易に容赦なく暴走することが出来るかについて、この絵本は静かに、そして厳しく問うているのです。

 本書は1987年に出版されたものですが、ここに描かれている事柄は残念なことに17年を経ても好転しているとはおよそ言えず、それどころかむしろ苛酷化しているといえます。
 私たちは前に一歩も進んでいない、進むことはもう望むべくもない、ということなのでしょうか。

 少しでも前進できるように、多くの子供たちが本書を手にすることを願うばかりです。

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紙の本

すべてあなたのものです。

2005/12/27 23:57

12人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ニッキ - この投稿者のレビュー一覧を見る

レモン水晶をいつも机に置いている。悪夢を祓う力があるらしい。黄色をレモンでなく月に見立てた?月を掘ったら出て来るレモンキャンディー?
「金平糖っておいしいね」「ギブミーチョコレート!」月は子供達を見て思う。「甘いお菓子が好きなの?じゃあたくさん作るわね」
アポロ11号月面着陸。
「さあたくさんおあがりなさい」「そんなものいらないよ」
…ロケットなんか作るお金持ちは甘いお菓子なんてどうでもいい。
月は泣きながらお菓子を天の川に捨てる。どれだけ泣くの?お菓子が無限ならきっと無限。
いらない夢を捨てる子供はどれだけ泣くの?…きっと無限。だって夢も無限だったから…。
涙が出た。
救ったのはマザーグースだった。「僕は月を見る。月も僕を見ている。神様月をお守り下さい。神様僕をお守り下さい」…
人々を見守る月の痛みを思う子供がいるとは…。
先日この絵本を知って涙が止まらなくなった。翌朝になっても涙が溢れた。
子供の頃ある子の噂話を聞いた。「あの子猫の死体を撫でてたのよ」。その子自身はとても気丈で明るく幸せな大人になった。けれど私はその噂話が致命傷となった。
「動物を可愛がることも可哀想に思って拾うこともみんな誉めてくれるのに何故同じ気持ちのその子は変に思われるの?」
親には話せない。答えは分かりきっている。「人間は不完全で醜いからです。神様に変えてもらわなければ」。
彼女を奇異の目で見る子だって動物を可愛がったり何かを憐れんだりするし誰かに愛されているのにそれを醜い哀れな存在だというの?
私は怒りの感情を失った。解離。
威嚇軽蔑拒否嫌悪闘争心…自分を守るためのすべての感情を失くしたら何が待っている?…地獄だった。すべては昔のことだが。
この本を知り私は考えた。
「もし私がこうなった原因が猫の死骸でなくこの絵本の女の子の死だったら?」
皆に要らないと言われ続け死んだ子供。この子供のためにボロボロになったら…私にとってもその子供は要らない存在だったことになる。そんな悲しいことがある?
みんな彼女を忘れて笑って生きて行く。忘れられた子供。どれだけ家族が愛を注いでも癒されず助からなかった子供。
私がその子供に何か言えたら何を言うだろう?
「『僕は月を見る。月も僕を見ている。神様月をお守り下さい。神様僕をお守り下さい…』この歌を作った詩人にどれほど救われただろう。どれほど感謝したかっただろう。でも名前は残っていない。誰も知らない。『忘れられた』のよ?あなたと同じに。
あなたは忘れられたの?それなら忘れられたこの世の素晴らしい物はすべてあなたのものです。」
月は泣かない。月のために祈る子供がいるから。そして甘いお菓子を必要とする貧しい子供はたくさんいるから。お金持ちの国の子供にもたくさん足りないものがある。月は私達に何をくれるのだろう?
※自サイトより加筆修正

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紙の本

すべての子供たちに読んでほしい

2001/12/08 08:52

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:シュガー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 いじめについて書かれた様々な本の中でも、これほど胸に突き刺さった本はありませんでした。

 いじめの標的になってしまった女の子の、お姉さんが語るという形で書かれたこの本は、実話に基づいています。いじめられて、学校に行かなくなってしまった妹。いじめた子たちは、そんな妹のことなど忘れて、中学生になり、高校生になり、楽しそうに過ごしている……。

 でも、妹が遺した言葉は、そんないじめっ子たちに対する恨みではなくて……。それが何だったのかは、ここでは書きませんが、是非、実際に読んでみてください。最後の数行、涙が止まりませんでした。そして、いじめに対する猛烈な怒りがこみ上げてきました。淡々とした語りの中に、無念さが凝縮されています。

 すべての学校で、すべての子供たちに、そして親たち、先生たちにも、読んでほしい本です。

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紙の本

振り向かなかった「いもうと」

2004/06/07 20:17

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:木野子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

全体的に暗い画風。
シンプルな文。

いもうとは、転校する前は明るい子だった。
転校した学校で「言葉が変」から始まり
体育ができないと「恥さらし」しまいには
「汚い」…。
徹底的に一人の人間を攻撃し、無視する。

いもうとは口もきかず、食事も取らなくなった。
学校にも行かなくなった。

いじめた子供たちは、いもうとを忘れて
普段どおりの生活をし、成長していく。

いもうとは、心に傷を負ったまま時間が止まった。
いもうとの「願い」は、特別なものではなく
誰でも持っているものと同じだった。

いじめた方にしてみれば「遊び」だったかもしれない。
でも、いじめは「遊び」ではないのです。

一生残る「心の傷」になることを忘れないで欲しい。

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紙の本

わすれてしまったでしょうね

2017/02/09 12:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:アリッサ - この投稿者のレビュー一覧を見る

この絵本は、あるいじめられた子のその後が描かれています。
はっきりいって楽しい絵本でも、愉快な絵本でもありません。
それでも子どもから大人まで、すべての人に見てほしい絵本です。

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紙の本

表紙

2015/10/22 15:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙が物悲しく気になって読んでみた本。
あまりに救いがなく悲しいお話。
子供が小学校に入ったら読んであげてたくさん話し合いたいです。

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紙の本

振り向いて欲しかった…。

2004/03/04 19:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:bochibochi - この投稿者のレビュー一覧を見る

転校がきっかけでいじめにあった“わたしのいもうと”

この本では“いもうと”の姿が描かれているけれど、どの絵も顔が見えません。
最後まで向こうをむいたまま…。

『一人で背負い込まないで』

読みながら心の中で何度も叫んでた。
怒りと、もどかしさと悲しみでいっぱいになりました。

あとがきで作者の松谷みよ子さんも書かれていますが、いじめる側にとっては遊びでも、いじめられる側にとってそれは命にかかわる問題です。
そしてこれは、子どもの世界に限ってのことではありません。
自分と同じでないものを差別したり、弱いものをいじめたりと、誰もが加害者になりうるのです。

人間関係ってとっても難しい。
何気ない一言や行動で気がつかないうちに相手を傷つけている事もある。

…いつも思うのです。
もっと寛容になれれば、相手の気持ちをもっと考える事が出来れば、人を傷つけずにすむのではないかと。

ひまわり

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紙の本

いじめについて考える

2017/08/29 20:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:でぃー - この投稿者のレビュー一覧を見る

いじめについて考える本。実際の話を基に描かれており、ストレートな内容である。それゆえ、大人も子どもも読んで考えるべきものだと思う

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紙の本

残酷

2016/11/28 20:38

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:手紙 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ワタシをいじめた人は私のことをもう、忘れてしまったでしょうね・・・
虐められた私の時間は、止まってしまったのに
決して振り向かないわたしのいもうと。
決して振り向かない妹の心。
ツネッタのはだれ?
虐めたヒト?ソレトモいもうと?
ゆっくり流れる時間に、終止符を。

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紙の本

大切な一冊

2013/05/12 16:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ミウミウ - この投稿者のレビュー一覧を見る

十数年前にこの絵本を松谷みよ子さん自身が読み聞かせている番組を見ました。涙が止まりませんでした。ある女性から「わたしのいもうと」の話を聞いてください。との手紙がきっかけで作られた作品です。自分と違うから…クラスメートが(いじめを)やるから… 自分も一緒に悪口を言う。自分がされたら嫌なのに…辛いのに…。いじめた方は忘れても、された私は40年経ってもいじめっこ数名の姓名をしっかり覚えてます。(ミウミウ)この絵本は4人の子供達にも受け継がれています。大切な一冊です!

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2006/10/22 21:27

投稿元:ブクログ

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2006/12/06 20:17

投稿元:ブクログ

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2006/12/06 20:30

投稿元:ブクログ

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2010/11/11 21:46

投稿元:ブクログ

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