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  • カテゴリ:小学生
  • 発売日:2017/10/17
  • 出版社: 偕成社
  • サイズ:20cm/309p
  • 利用対象:小学生
  • ISBN:978-4-03-726900-5

紙の本

さよなら、スパイダーマン

著者 アナベル・ピッチャー (著),中野 怜奈 (訳)

【ブランフォード・ボウズ賞】姉さんのローズがテロの犠牲になって、ばらばらになった家族。ぼくを救ってくれたのは、イスラム教徒の少女、スーニャだった…。テロによる家族の死を1...

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さよなら、スパイダーマン

税込 1,870 17pt

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商品説明

【ブランフォード・ボウズ賞】姉さんのローズがテロの犠牲になって、ばらばらになった家族。ぼくを救ってくれたのは、イスラム教徒の少女、スーニャだった…。テロによる家族の死を10歳の少年の視点から描く。あたたかなユーモアが読者を魅了する感動作。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

アナベル・ピッチャー

略歴
〈アナベル・ピッチャー〉1982年英国生まれ。オックスフォード大学で英文学を学んだ後、シナリオライターや英語教員を経て作家に。「さよなら、スパイダーマン」でブランフォード・ボウズ賞を受賞。

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みんなのレビュー10件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (5件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

大人にも読んでもらいたい児童書

2018/05/15 23:14

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うみひこ: - この投稿者のレビュー一覧を見る

私は、ふたごの知り合いが多いので、この本にはとても思い入れを持って読んでしまった。
 ふたごが生まれたとき、親はたいてい喜んで、わけの分からない名前をつけたがる。
二人が対になるような名前で、いわゆる今で言うキラキラネームの走りなのかもしれない。
金さん銀さんはもとより、桜子に菫子とか、海彦山彦とかね。

 遥か彼方の英国の地でも思いは同じらしく、
二人の少女はローズにジャスミンという薫り高い花の名前をつけられ、
そして本人たちの好みがどうであれ「可愛い」おそろいの服を着せられて育てられた。
親はどこかへ出かけるたびに、二人の写真を撮りまくり、親戚たちの行事に行くたびに、
何かお役目をさせられて、結婚式のフラワーガールなんて写真が溜まっていく。
 
 ところでこの物語は、そんな両親ご自慢の可愛いふたごの一人ローズが、
イスラム過激派のテロで亡くなって五年たったところから始まる。

語り手は、主人公の弟のジェイミー、十歳。

父親と母親は離婚して、父親とジャス(ジャスミン)とジェイミーの三人は、
ロンドンから湖水地方のアンブルサイドに引っ越すことになる。

ローズの死は誰にも責任がないのに、父親は母親を責め続け、酒浸りになり、
母親は遺族のサポートグループで出会った男の人の元に去っていったのだ。

 そんな父親の元でも、ジャスとジェイミーの姉弟二人は転校先の新しい学校に通い始める。

 ジェイミーはもともと友人が少なく絵を描くのが得意な男の子。
新しい学校でもあっという間にいじめっ子に目をつけられてしまうし、先生は何も気づかない。
そんな日々の中で、ジェイミーにただ一人話しかけてきて、きらきらした目で笑いかけてくるのは、
ヒジャブというイスラム教徒特有のスカーフを被った女の子スーニャだけなのだ。

 父親は、自分と一緒にいつまでもいつまでもローズを追悼してくれる人以外は、
裏切り者としか思えないようになっている。
そして、犯人たちへの怒りをイスラム教徒全体への憎しみに変えてしまっている。

本当に、ここまでが物語の始まりなのだけれど、
こうやって語って行くと重いように思えるこの状況が、
ジェイミーののんきなところのある語り口の中で明かされていくので、不思議につらくならない。

そして、ジェイミーとスーニャの友情や淡い恋心が受けるだろう試練の予感や、
ジャスが手に入れた恋の行方などが絡んで、物語は楽しく弾んでいく。
でも、ここは本当に、読んでからのお楽しみにとっておこう。

家族が崩壊する中で、女の子が家庭の中で果たす役割などを考えていくと、
父親が酔っ払ったときの後始末をするジャスの辛そうな表情に、胸が締め付けられ思いもするし、去って行った母へのジェイミーの思いや信頼について考えると、これも辛いことが多い物語なのだ

が、それでもなぜか、ジェイミーの十歳らしい思い込みや語りに、
はははと笑いながら読み進んでいってしまうのだ。

オレンジ色の髪の少年ジェイミーを描いた表紙と、
ピンクの髪の少女ジャスを描いた中扉の絵が魅力的なこの本は、
主人公と同じ十歳以上の人、特に中高校生や大人の人、
そして、ふたごの親に読んでもらいたい気がする。

子供が成長するという事は、親も成長できるのだという事を感じさせられた物語でもあるからだ。

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2017/12/04 23:48

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2018/01/27 16:47

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2018/02/28 14:58

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2018/04/23 13:07

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2018/09/30 14:00

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2020/01/09 16:27

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2020/03/16 19:57

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2021/03/12 06:53

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2021/09/15 21:01

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