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  • カテゴリ:小学生 一般
  • 発行年月:1999.3
  • 出版社: 偕成社
  • サイズ:29cm/35p
  • 利用対象:小学生 一般
  • ISBN:4-03-963720-8
絵本

紙の本

狐 (日本の童話名作選)

著者 新美 南吉 (作),長野 ヒデ子 (絵)

月夜の晩、文六が下駄を買いにいくと、お婆さんが「晩に新しい下駄をおろすと、狐がつく」といいました。下駄屋のおばさんがおまじないをしてくれましたが、文六は本当に狐がつくので...

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狐 (日本の童話名作選)

税込 1,760 16pt

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紙の本
セット商品

絵本 日本の童話名作選(第二期 芥川 新美作品ほか) 13巻セット

  • 税込価格:23,320212pt
  • 発送可能日:購入できません

絵本 日本の童話名作選(第二期 芥川 新美作品ほか) 13巻セット

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  • 税込価格:23,320212pt
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日本の童話名作選 第2期 13巻セット

  • 税込価格:23,320212pt
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商品説明

月夜の晩、文六が下駄を買いにいくと、お婆さんが「晩に新しい下駄をおろすと、狐がつく」といいました。下駄屋のおばさんがおまじないをしてくれましたが、文六は本当に狐がつくのでは…と心配でたまりません。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

新美 南吉

略歴
〈長野〉1941年愛媛県生まれ。作品に「夜にくちぶえふいたなら」「お母さんのこいびとはお父さんか」「かこちゃんのおひなさま」「アタック!ひいばあちゃん」などがある。

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みんなのレビュー5件

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評価内訳

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  • 星 1 (0件)

紙の本

新美南吉全集のなかに入ったままだったらほとんど誰にも知られていなかったであろう話が、絵本に蘇りました

2001/10/05 16:52

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:赤木かん子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 新美南吉全集のなかに入ったままだったらほとんど誰にも知られていなかったであろう話が、絵本としてよみがえりました。
 まずこの本を見つけだし、絵本に仕立ててくれた編集さんに脱帽。こういうのが編集者の醍醐味よね。それに絵本の形にすると場面ごとにページをめくらなくちゃいけないから時間がかかるでしょう。短編としてさっさと読んじゃったらよくわけのわからない?話になってしまうものがゆっくり読むと目から鱗で意味がわかるようる・・、少なくとも私はなりましたね。昔読んだことがあるはずなのに、そのときはよくわかってなかったんですね〜。
 一人っ子で大事に育てられているのでかなり甘えんぼの文六ちゃん10才が、祭りの日、大きい子たちに連れられて下駄やさんに下駄を買いにいくんですね。そうするとそこのおばあちゃんが“祭りに下駄をおろすと狐がつくきに”と、ボソっというのよね、そこのおばちゃんはあわてて狐がつかないおまじないをしてあげる、とフォローして、一応みんな安心するんですが、お祭りで遊んで、ちょっと寂しくなる帰り道、文六ちゃんがうっかりコンコン、と咳をしたものでみんな即座に文六ちゃんに狐がついた!と思い、文六ちゃんもみんながそう思ったなってわかるんですね。で、みんな妙にしーんとなって歩いて、いつもだったら送ってくれるわかれみちのとこにきてもさっさと帰っちゃうの。
 こういう感性って大人にはないよね、という瞬間を実に巧みに捉えていて、やっぱり新美南吉って天才だったんだなーと思った一冊でごさいます。このラストももう一波乱あってそれもまたすごいんですが、それは自分でお読みください。
 あっ、いい忘れたけど、長野ヒデ子さんの絵もぴったりあってすごくいいよ。

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2007/04/14 14:19

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2009/01/08 00:37

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2007/11/11 17:43

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2012/10/02 22:23

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