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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2018/06/15
  • 出版社: KADOKAWA
  • レーベル: 角川文庫
  • ISBN:978-4-04-106794-9

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津軽

著者 著者:太宰 治

昭和19年、風土記の執筆を依頼された太宰は三週間にわたって津軽半島を一周した。自己を見つめ、宿命の生地への思いを素直に綴り上げた紀行文であり、著者最高傑作とも言われる感動...

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津軽

税込 572 5pt

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津軽 改版 (角川文庫)

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商品説明

昭和19年、風土記の執筆を依頼された太宰は三週間にわたって津軽半島を一周した。自己を見つめ、宿命の生地への思いを素直に綴り上げた紀行文であり、著者最高傑作とも言われる感動の一冊。

※本書は、角川文庫旧版(一九九せ年六月二十五日改版初版)を底本とし、筑摩書房『太宰治全集』(一九九せ)ほかを参照して、一部原文表記に改めました。
(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved

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みんなのレビュー16件

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評価内訳

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滅法面白い太宰の生まれ故郷「津軽」の紀行文

2021/12/29 12:15

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:永遠のチャレンジャー - この投稿者のレビュー一覧を見る

太宰の生まれ故郷「津軽」の紀行文だが、これが滅法面白い。三十代で亡くなった文士の名前と享年を数え挙げ、「俺もそろそろ、その齢だ。作家にとって、一番大事」で「苦しい」年齢だから旅に出ると妻に言い訳する点は、見栄っ張りの地が覗く。

「紫みたいな妙な色」の勤労奉仕作業服、ズック靴にゲートル巻きで「乞食のような姿」の太宰は帝都東京を後にする。昭和十九年五月中旬の事らしい。「東北の寒さを失念していた」迂闊さは、「熱燗のお酒」が目にチラつくまま行き当たりばったりの旅の予感が伴う。

郷里の友人や親類と旧交を温めるものの、東京に毒された「都会人としての私」を意識し、「津島のオズカス(叔父糟。三男坊以下の意)」として津軽弁に執着する。生き方の手本とすべき「津軽人」を見出す旅にしたいとの目論見があるらしい。

宿命の囁きを耳にする太宰は、主観的な「信じるところに現実はあるのであって、現実は決して人を信じさせることが出来ない」と記す。また、郷土史文献から「五年に一度ずつ凶作に見舞われている」津軽の凶作年表を四頁(77~80頁)に亘って引用し、苦難の郷土を再認識する。

持参した鯛の調理を女中経由で注文した三厩の宿屋では、切り身五片の塩焼きが供された「宿の者の無神経」が癪に障り、「僕は、食わん。こんなもの馬鹿馬鹿しくって食えるか」と、ひどく酩酊する始末。一言「姿焼きにして」と伝えれば失敗せずに済んだ筈。まぁ、他人との意思疎通は確かに難しい。

「ここは、本州の極地である」「あとは海にころげ落ちるばかりだ」との竜飛の描写が凄まじい。だが、酒の配給日に当たった旅館で鱈腹飲めると知ったときの作家の意地汚さは、断崖絶壁の峻烈さを遥かに凌ぐ。旅の目的は只管「飲むこと」だったのか!

「みちのく」が「道の奥」に由来する話や「みち」の訛り「むつ」から「陸奥」という名称が生まれた(だから漢字の「陸」は「道」と同義)という説明は非常に面白い。また、「北国のコモヒ(隠日)」と呼ばれる軒をくっ付け合った長い廊下で風雪に耐える智慧に感心した。

太宰は旅の最後に、大昔に自分の子守をしてくれた「たけ」を北津軽の寒村に訪ね、連絡も約束も無いため探しあぐねるが、奇跡的に「育ての親」との再会が叶う。日本映画「女中ッ子」の設定に似ており、読んでいて何だか懐かしい気がした。

これとは別に、年端の往かぬ少女らが他家での子守労働に従事せざるを得なかった戦前の貧しい実相が私には透けて見える。「五木の子守歌」や「竹田の子守歌」の切なさが耳朶によみがえる。

堅かった「たけ」の表情や訥弁が、三十年の歳月の隔たりを俄かに縮めたかのように竜神様の八重桜の下で急変する。「それ(名前を聞いて)から、口がきけなくなった」「まあ、よく来たなあ、お前の家に奉公に行ったときには、…それがこんなおとなになって、みな夢のようだ。」

「奉公に来て、私をおぶったのは、私が三つで、たけが十四のときだったという。それから六年間ばかり私は、たけに育てられ教えられた」その影響で、兄弟中で己一人だけが「粗野で、がらっぱちの処がある」育ちの本質を太宰は看て取る。

氏より育ちの「友」、同類をそこに見つつ、「私は虚飾を行わなかった。読者をだましはしなかった。さらば読者よ、命あらばまた他日。元気で行こう。絶望するな。では、失敬。」と結ぶ。

教養人の衒いなのか、ええ格好しいの性質が邪魔をするのか、折角に感動的な再会話の余韻を無遠慮に断ち切ってしまう文章スタイルに、金持ちの素封家に生まれながらも爺銭を遣わずとの作家太宰の過剰な自負心が滲み出ている。

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電子書籍

読むのは2回目

2022/09/17 06:27

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:N.A, IN - この投稿者のレビュー一覧を見る

20代の頃に読んだ本をもう一度今度は電子書籍で読書中。亡き父が弘前出身でこの本を読んでいると父から話を聞いているような気がする場面があり、私は懐かしく思い好きだ。

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2018/08/04 08:44

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2020/01/25 11:04

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2021/02/25 11:40

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2024/01/07 01:30

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