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電子書籍
信長の原理 下
著者 著者:垣根 涼介
「信長を主人公にした戦国小説は無数にあるが、その中でも特異な輝きを放つ作品だ。」――細谷正充氏(文芸評論家)信長が天下統一へと邁進する中、織田家中では羽柴秀吉、明智光秀、...
信長の原理 下
信長の原理 下 (角川文庫)
商品説明
「信長を主人公にした戦国小説は無数にあるが、その中でも特異な輝きを放つ作品だ。」
――細谷正充氏(文芸評論家)
信長が天下統一へと邁進する中、織田家中では羽柴秀吉、明智光秀、丹羽長秀、柴田勝家、滝川一益ら師団長たちが苛烈な出世争いを続けていた。
が、“この世を支配する原理”によれば、5人のうちの1人は必ず働きが鈍り、おれを裏切る。いったい誰が?
焼けつくような駆け引きは、やがて「本能寺の変」の真相へと集束する。
理想を追い求めた異端児の苦闘と内面をまったく新しい視点から抉り出し、人間の根源に肉薄した歴史小説の金字塔!
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紙の本
信長の原理 下
2021/01/22 15:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
信長の新解釈として楽しく読めました。最後の本能寺の変の解釈は面白かったです。これに家康が絡むと複雑か。光秀と家老との最後の決断のやりとりは物語以上のものが感じられました。次作は宇喜多直家とかまた渋い選択ですね。
紙の本
真理が悲劇を呼ぶ。信長にも光秀にも
2020/11/07 20:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:magoichi - この投稿者のレビュー一覧を見る
働き蟻を通して気づいた真理を家臣に当てはめ、自らの考えを確信する信長。
家臣は必ず怠ける、そして裏切る。家臣の中でも聡明な光秀は信長のその思考に気付き、気付き故に追い込まれる。
歴史の謎を当人同士の心理のみにフォーカスした、優れた仮説。